ACCESSとプラネックスコミュニケーションズは5月15日、プラネックスがACCESSのDLNA(Digital Living Network Alliance)対応機器向けミドルウェア「NetFront Living Connect」を搭載した情報家電向けネットワーク機器を開発・販売することで合意し、包括ライセンス契約を締結した。
ACCESSのNetFront Living Connectは、次世代向けの最新仕様DLNA version 1.5に対応したミドルウェア製品で、携帯端末および情報家電への搭載実績を持つ「NetFront Browser」とのスムーズな連携が可能。今回の協業により、プラネックスはDLNA1.5に準拠した情報家電向けネットワーク機器の迅速な市場投入が可能となる。
今回開発を着手する新製品は、「NetFront Living Connect」を搭載した初のDLNA1.5およびDTCP-IP対応商用機となる予定。プラネックスは同契約に基づき、ホームサーバ機能を搭載したLAN型ハードディスクシステムをはじめとする既存製品を含め、DLNA1.5対応製品を順次開発、販売する予定だ。
なおACCESSは5月16日から18日まで開催される「第10回 組込みシステム開発技術展」の同社ブースで、プラネックスの情報家電向けネットワーク製品であるNASシステムに「NetFront Living Connect」を組み込み、デジタルテレビと連携するデモンストレーションを行う予定だという。
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