ソニーは9月3日、“パーソナルフィールドスピーカー”「PFR-V1」を10月1日より販売開始すると発表した。価格は5万5650円。
新製品はヘッドフォンのような形状をしているものの、「スピーカーを頭にかける」というスタイルを提案する“パーソナルフィールドスピーカー”。装着時には、小型の球状スピーカーを耳の斜め前方に位置させるスタイルとなる。ヘッドフォンではないために遮音効果は期待できないが、迫力ある高音質なサウンドを小さなスペースでも楽しめる。
バスレフダクトをパイプ状として内耳に近い位置から音を発生させることで豊かな重低音を再現する「エクステンデッドバスレフダクト」を搭載するほか、アルミダイカスト製のスピーカーキャビネットには、21ミリ径の高磁力ネオジウムマグネットと高い飽和磁束密度を持つパーメンジュールを採用したユニットを採用。35〜25000Hzの再生周波数帯域を実現した。ヘッドバンドは超ジュラルミン製となっており、高音質と96グラムという軽量さを両立している。
卓上などでの利用に適した小型アクティブスピーカーシステム「SRS-ZX1」も同時に発表された。価格は4万9350円。
SRS-ZX1は独自形状のバスレフダクト「メビウスダクト」を搭載、低音域における風切り音を低減しながらもダクトの一部をボディ外部へ出すことでスピーカーの小型化とダクト容量のバランスを両立させている。低域をDSPで増幅する「ターボシフト」も同時に搭載した。搭載するユニットは57ミリ径で、総合出力は40ワット。サイズは約80(幅)×187(高さ)×169(奥行き)ミリ。
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