バッファローは11月7日、ネットワークメディアープレーヤー「LinkTheater」シリーズの新モデルとなる「LT-H90LAN」と「LT-H90WN」を発表した。LT-H90LANは100BASE-TXの有線LANを搭載、LT-H90WNは100BASE-TXの有線LANとIEEE802.11n/a/g/bの無線LAN(11nはドラフト)を備えている。それ以外の仕様は共通で、いずれも11月下旬の発売予定だ。価格はLT-H90LANが2万2050円、LT-H90WNが3万3285円。
LT-H90LANとLT-H90WNは、DLNAガイドラインおよびWindows Media Connect対応のネットワークメディアプレーヤー(DTCP-IPは今後対応する予定)。光学ドライブやHDDは搭載しておらず、USB接続のストレージやビデオカメラ、ネットワーク上のPCやメディアサーバに保存されたファイルを、TVなどに出力する製品となる。Windows DRM10に対応し、動画/音楽配信サイトで購入したWMVやWMAのファイルを再生することが可能だ。
再生可能なフォーマットは、動画がMPEG-2(1920×1080ドット/25Mbps/main profile@High Level)、MPEG-4 AVC/H.264(1920×1080ドット/24Mbps)、WMV9(1920×1080ドット/8Mbps)、静止画がJPEG、BMP、PNG、GIF、音声がAAC-LC/HE、MP3、WMA。また、Buffalo Media ServerをインストールしたPCによるトランスコードで、MPEG-4 Part2(720×480ドット)の再生にも対応する。
映像出力はHDMI(1.3a)、D4、コンポジットを1系統ずつ、音声出力はRCAアナログと光デジタルを1系統ずつ備えている。また、前面と背面に1基ずつUSB 2.0ポートを持つ。ここに別途USBカードリーダーを接続すれば、メモリカードに記録したAVCHD形式などの映像を再生できる。HDDタイプのAVCHDビデオカメラに関しては、USBマスストレージクラス対応の製品であれば、本体と直接USB接続することでHDD内の映像を再生可能だ(HDVカメラの映像はPCにキャプチャしたものを再生可)。同様に、外付けHDDをUSBで接続して中の映像を再生できる。同一フォルダ内のファイルを自動的に連続再生する機能も持つ。
外形寸法は210(幅)×210(奥行き)×50(高さ)ミリ、重量は約1.2キロ。赤外線リモコンが付属する。対応OSは、Windows 2000(SP4)/XP/Vista(32ビット)。
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