コントローラーは赤外線方式で、2つのスティックだけで操作を行う。写真ではスティックの周囲に謎のダイヤルが4つほど見えるが、エポック社によると「あ、それは飾りです」。電源は単三形乾電池×6本で、他社の赤外線プレーンなどと同様にコントローラからケーブルを延ばし、本体(ドラえもん)に充電する。充電時間は20〜30分で、チャージランプが点灯すれば準備完了。約3分間の飛行が楽しめる。
ゆっくりとスティックを上に倒すとドラえもんが上昇。高度を下げるときはスティックを下げればいい。また若干の反動トルクでドラえもんが回り出すことがあるので、そのときは左右のスティックで本体の向きを調整する。慣れるまでちょっと時間は必要だが、前述のようにドラえもんは意外と頑丈にできているのであまり心配する必要はない。ただ、できればフローリングの床ではなく、絨毯の部屋で練習するようにしよう。
ドラえもんの動きは基本的にホバリングのみだが、製品版には紙製の「空気砲」などが付属していて、それをドラえもんの手に付けると重心が前寄りになって前進するようになる。バランスをとるため、ひみつ道具を両手に持たせる必要がある点はちょっとアレだが、ひみつ道具で動きが変わるというのは嬉しい仕掛けだ。左右の向きを調整すれば旋回もできるようになるかもしれない。
また、パッケージには「のび太の町」の紙製ジオラマが同梱されていて、ドラえもんをディスプレイできる。組み立ては簡単。パーツを台座に適当に挿すだけだ。のび太たちと随分と縮尺が違うし、のび太の家が空き地の中にあるのも妙な気分だが、細かいことを気にしてはいけない。遊んだ後は、ドラえもんを町に飾って休ませてあげよう。
空を自由に飛びたいな。
はい。タケコプター。
そんな未来が2カ月後にやってくる。
7329円(税込み)で。
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