名前からして“オモシロ”系の香りが漂うInteractive Toy Conceptsのコーナーに、なにやら人が集まっている。彼らの目線の先には、バケツのような謎の物体が右に左に動いているではないか。「ゴミ箱が動いている!?」と思い近くでよく見てみると、中には氷とドリンクが入っていた。「RC COOLER」なるリモコン式クーラーケース・ロボットらしい。うーむ、用途がかなり限定されそうだが……
こちらはiRobotの新型お掃除ロボ「Looj Gutter Cleaning Robot 120」。細長いスタイルとクローラーによる移動能力で“屋根のトイ”を安全かつ手軽に掃除してくれる。文字通りの“隙間産業”という気がしないでもないが、おそらく米国では需要があるのだろう。99ドル
ロボット日本代表はシステクアカザワの「PLEN」。といっても今回はダンスやローラースケートをするわけではなく、リモコン片手に部屋の灯りを点けてくれるのだ。実は家電製品を携帯電話などからコントロールするネットワーク技術「PUCC」(P2P Universal Computing Consortium、関連記事を参照)の応用として試作された家庭用ロボットで、東芝のネット家電「FEMINITY」と連携するスタイルが提案されていた。ちなみに写真右は「来年には変形する家庭用ロボが登場? というアメリカンジョーク」である(ホントはただの玩具)。こんな展示も「CES Unveiled」ならでは
WowWeeブースで見つけた変な奴。なにかブツブツ喋りながら3つのタイヤで前後左右に動きまわる意味不明なロボットだ。顔を見ると、眉毛が上下したり、耳が飛び出したり、頭からフラッシュが出てきたりと表情豊か。ただ、周囲が報道関係者でごったがえしていたので、詳細を聞くことができなかった。後日改めてリポートしよう
ロボットではないけれど、human touchが展示したマッサージチェアの新製品を2つ紹介したい。左の「ht7450」は、マッサージを開始する際に背もたれが後方に倒れ、脚部が上がって「まるで無重力状態」のようになるのが特徴。マッサージ機能や施療範囲では国産マッサージチェアに及ばないが、外装に高級感があるのもポイントだ。3999ドル。右の「ht-1470」は、椅子にはめ込むだけで“マッサージチェア化”してしまうパッド。オフィスの椅子もこれで癒しの椅子に早変わり。249.99ドルはお買い得か?
携帯電話から冷蔵庫の中身が確認できる──そんな未来を「PUCC」は目指す
思わず「がちょーん」といいたくなる──CES Unveiledで注目の展示製品Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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