新年早々、また手足の冷えを解消するグッズを買ってしまった。その名も「遠赤外線デスクヒーター(型番:TSE-31-02-N)」である。前回紹介した「21世紀型 ほっかほっか手袋」に引き続いての暖房器具であるが、とにかく寒いのだから仕方ない。快適に冬を乗り切るためには色々と大変なのだ。この商品は、いわゆる「足温器」である。ただ、普通の足温器とはひと味違った特徴がある。今回はそれをじっくりご紹介しよう。
そもそもなぜ筆者が今まで足温器を持っていなかったのかといえば、一般的に売られている足温器のデザインが苦手だったことに他ならない。モコモコしたカバーが付いて不格好だし、色もピンクとかを使っていて趣味に合わない。ああいうものを机の下に置くのは、どうにも我慢ならなかったのである。そうは言っても寒いことは寒いので、仕方なく厚めのウールの靴下などを履いて堪え忍んでいた次第だ。
そんな中、インターネットで発見したのがこの「遠赤外線デスクヒーター」である。作っているのは台湾のメーカーで、輸入しているのは福岡県の津田商事という会社だ。有名メーカー製ではないものの、この製品には大きな特徴がある。なんと足温器には付きもののモコモコしたカバーがないのだ。モコモコどころか、布地のようなものは一切使っていない。ただのシンプルなプレート状の機器があるだけだ。
最初に見た瞬間、ワタクシは購入を即決した。机の下に置いても違和感がない、自分にとって理想的な足温器だったからだ。まあ色遣いとか質感とか細かいところで気になる点はいくつかあるが、モコモコがないという1点で自分にとっては断然「買い」なのである。
しかしちょっと待て、とワタクシははやる心を抑えて商品の説明を読んだ。従来の足温器のようなモコモコがないのに、果たして暖かいのだろうか? なんだか熱がすべて上部に逃げてしまって、あまり暖かくなさそうな感じもするが、説明を読むとなかなか強力なようだ。プレートから直接伝わる伝導熱や、暖まった空気によるデスク下の対流熱に加えて、遠赤外線による輻射熱も加わるという。
驚いたのは靴やスリッパを履いた上からでも暖かいという説明だ。「本当かよ?」と半信半疑になったが、それでも好奇心が勝って注文してしまった。購入したのは「Yahoo!ショッピング」の某店で、価格は送料込みで7680円。普通の足温器よりも少し割高だが、このシンプルなデザインに追加料金を支払ったのだと思えば高くはない。
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