ヤマハは4月17日、小型ホームシアターシステム「シネマステーション・ミニ」の新製品「TSS-20」を発表した。5月下旬に販売を開始する予定で、価格はオープンプライス。店頭では3万円前後になる見込みだ。
手のひらサイズのスピーカー5個とサブウーファーを組み合わせたコンパクトなシアターシステム。縦型のアンプユニットはスタンドを含めても幅10.2センチの省スペース設計で、新たに5.1chと3.1chのバーチャルサラウンド再生をワンタッチで切り替える「フロントバーチャルボタン」を前面パネルに備えた。
一方のスピーカーユニットは壁掛け設置も可能なビルトインスタンドを備え、テレビの脇やパソコン周りなど置き場所を選ばない。ウーファーはヤマハ独自のYST(Yamaha Ative Servo Technology)方式を採用したもので、幅、奥行きとも22センチとコンパクトに仕上げた。
アンプの出力は総合48ワット。地上/BSデジタル放送に使われるAAC 5.1chをはじめ、ドルビーデジタルやDTSのデコーダーを搭載。通常のテレビ放送やゲーム、音楽CDなどの2ch放送を5.1ch化できるドルビー・プロロジックIIもサポートした。
シネマDSPサラウンドプログラムは、「ムービー」「ミュージック」「テレビ」「ゲーム」の4種類で、ほかにも夜の映画鑑賞に適した「ナイトリスニングモード」や手持ちのヘッドフォンで5.1ch再生が楽しめる「サイレントシネマ」を備えている。
外部入力として、リアパネルにアナログ(RCAピン)×1系統、光デジタル音声入力×2系統を装備。前面には携帯音楽プレーヤーの接続に便利なステレオミニジャックを用意している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR