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» 2008年04月24日 08時30分 公開

今日から始めるデジカメ撮影術:第95回 行楽と乗り物の関係 (2/4)

[荻窪圭,ITmedia]

 顔が長い車両だと、広角で撮ると顔の長さが強調されて面白い。


 東北新幹線を広角で。ただでさえ長いノーズが余計ながく見える。で、これは連結するために先が開いてる。こういうシーンは見逃さず撮るべし。


 2つの新幹線が連結する瞬間にたまたま出くわしたので撮ってみた。口を開けた新幹線がつながる瞬間はなかなか面白い。

 さて話は戻って。続いて日なたでの写真を2枚。

オート(左)と、−0.7の露出補正(右)

 1枚はオートで、2枚目はマイナスの補正をかけて撮ってある。注目は側面の赤。側面には日差しが直接当たってるのだが、そこが明るすぎて「赤が飽和してオレンジ色に変化しちゃってる」のだ。鮮やかな色の車体(車体に限らず、花でもそうだが)の場合、そこが明るすぎると色が転んでしまう。それはありがたくない。

 日差しが当たってるところや背景の空は明るいけど、車両先頭台車部分は結構暗い。そのため全体のコントラストが高く、カメラがどっち側に気を取られるかで写りが変わっちゃうのだ。

 こういうときは撮る側がカメラに指示してやる。このケースではちょっと暗めに撮ってくださいってことで、マイナスの補正をしてやると、赤はきれいに赤く出るし、空も不自然な明るさにならないわけである。

乗り物から撮る

 公共交通機関で行楽、となるとやはり長い時間電車で揺られるわけで、ぼーっと車窓から眺めてると、通り過ぎる風景を撮りたくもなる。だから、カメラはいつも出しておくこと。一瞬で通り過ぎちゃう風景も多いのだ。

 やっかいなのは走ってる車中から撮ると、何が邪魔するか分からないということ。遠くに見える富士山を撮ろうと思って、常に鉄柱やらビルやら、瞬間的に前を塞ぐ障害物に事欠かないから。

 できればピントは無限遠に固定して、たくさん撮る。でないとこんなことになる。


 ウソくさいけど、本当に偶然。電柱が富士山のど真ん中にきちゃったのだ。こんなシーンは狙おうにも狙えない。電柱なんて肉眼ではまったく認識してなかったのだから。


 これは松の木を撮ろうと思ったんじゃなくて、向こうの富士山を狙ったのである。ただ、シャッターを押した瞬間、ちょうど松の木が目の前にきちゃったのだ。


 かろうじて撮れた富士山。電線が邪魔してるが、こればかりはしょうがない。

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