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ニコラス・ケイジ主演の人気シリーズ2作目「ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記」が6月4日にBlu-ray Discで登場。
本編ディスクのみの1枚組。特典映像は、未公開シーン、NGシーン集、続編の構想、こだわりのロケーション撮影、ロンドン市街のカーチェイス、議会図書館の内側、洞窟セットとアクションシーン、大統領の秘密の記録、黄金都市ができるまで、ゴールデン・サークル騎士団、歴史事典「ナショナル・トレジャー2」のウソ・ホントなどを収録。シリーズ1作目「ナショナル・トレジャー」も同日にリリースされる。価格は4935円。
歴史学者にしてトレジャーハンターのベン・ゲイツ一族に、リンカーン大統領暗殺事件の黒幕という汚名が着せられた。その記述があるという問題の日記を調べてみると、暗号が隠されていた。別居中の恋人アビゲイル、相棒の天才ハッカー・ライリーを再び巻き込み、次々と暗号を解いていくゲイツ。やがて彼は歴代大統領に受け継がれている秘密文書にたどり着き、そこにアメリカ新大陸の黄金伝説への手がかりが記されていることを知る。ゲイツたちは一族の汚名を晴らすため、そして黄金都市シボラを発見するために、世界を股にかけて奔走する。
1ドル札や合衆国独立宣言書に財宝の在り処を示すヒントが隠されていた前作に続き、今回もまたまた好奇心を刺激するお宝探しのアイテムがてんこ盛り。自由の女神に行けば双子というキーワードが浮かび、その双子とは英国女王が作らせた2脚の机のことで、その机を追って、バッキンガム宮殿とホワイトハウスへ。そして黄金都市と大統領秘密文書を示す印を発見、という具合に、世界的な観光名所を舞台にしつつ、サクサクっと暗号解明が行われていく。進むスピードがとにかく速く、このテンポはクライマックスまで保たれる。
監督はジョン・タートルトーブが続投。キャストはニコラス・ケイジ、ダイアン・クルーガー、ハーヴェイ・カイテルなどお馴染みの面々に加え、ベンの母親役にヘレン・ミレン、悪役にエド・ハリスら大物キャストも参戦。ジェリー・ブラッカイマー作品だけに、アクションのスケールアップも期待以上だ。
例え悪役が弱くても、ご都合主義で突っ走っても、なぜか笑って許せるのが「ナショトレ」シリーズ、これこそが本作の魅力。
さて、日記以上に気になったのが、現職の大統領だけが読むことが許される大統領秘密文書。その中身はエリア51、ケネディ大統領の暗殺の真実などが書かれている……らしい。47ページには一体何が書かれているのだろうか……。
関連サイト:http://www.disney.co.jp/movies/nt2/(公式サイト)
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