ITmedia NEWS >

立体音場スピーカー採用、パイオニアがサラウンドシステム新製品

» 2008年09月11日 21時57分 公開
[ITmedia]

 パイオニアは9月11日、プラズマテレビ“KURO”BDレコーダーとともに、5.1チャンネルサラウンドシステム2機種を発表した。レシーバーユニットにDVDプレーヤーを搭載した「HTZ-LX61DV」と非搭載の「HTP-LX51」をラインアップ。10月中旬から順次発売する。

photo 写真は「HTZ-LX61DV」
型番 概要 価格 発売時期
HTZ-LX61DV DVDプレーヤー搭載5.1chサラウンドシステム 12万円前後(※) 10月中旬
HTP-LX51 5.1chサラウンドシステム 11万円前後(※) 10月下旬
※:オープンプライス
photo 天面にスピーカーユニットを配置

 フロントおよびサラウンドスピーカーに新開発の“立体音場スピーカー”を採用。天面に上向きのスピーカーユニットを配置したことで、前後左右だけでなく、縦方向にも音場が広がるという。

 スピーカー、レシーバーともに外装はイメージカラーの光沢ブラックで統一。レシーバー部は前面にモーションセンサーを搭載しており、操作やディスク入れ替えなどのためにユーザーが本体に近づくと自動的に前面ディスプレイが点灯する仕組みだ。普段は表示が消えているため、映画や音楽の邪魔にならないという。また、操作ボタンは天面のタッチセンサーに集約するなど、KUROシリーズに共通する“レスエレメントデザイン”(要素を省いてシンプルなデザインにする)を踏襲した。

 機能面では、自動音場補正システム「Advanced MCACC」や「iPod」のデジタル入力に対応するフロントUSB端子が特徴だ。対応するiPodは、第5世代以降のiPodおよびiPod nano。また、DVDプレーヤー搭載モデルはSACDおよびDVD-Audioの再生も可能だ。

 HDMI入力は2系統。KUROリンクにも対応する。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.