バンダイは11月17日、大人向けキャラクターズインテリア「魂コレクターズ」シリーズの新製品として、「聖闘士星矢」(セイントセイヤ)のゴールドクロスをオブジェにした「SAGITTARIUS」など3製品を発表した。2009年1月から順次発売する。
3月に開催されたコレクターズトイの専門イベント「TAMASHII NATION 2008」(魂ネイション 2008)で展示された「SAGITTARIUS(I)」をほぼそのままの形で商品化。「究極の黄金聖衣を作る」ことをコンセプトに、12星座の中でも最も人気の高い射手座の黄金聖衣をオブジェ形態で再現した。その大きさは、全高56センチと市販品としては最大級だ。
聖衣の各パーツには、ポリレジンという密度の高い樹脂素材を使用し、表面にケミカルペイントと呼ばれる特殊な塗装を施した。「特殊な塗装を幾重にも重ね、化学反応によって黄金色を出す。金メッキよりも美しい色と光沢を得ることができ、(メッキのように)ひび割れることもない」(同社)。まばゆい輝きと重量感は、既存のプラスチック製モデルとは一線を画す。700体限定生産の超ハイクオリティモデルだ。
台座もホワイトの光沢仕上げで、四隅に白色LEDのライトが設けられている。ライトは差し込み式(ピンジャックで接続)で、根元から回転可能。また上部も上下左右に動かすことができるため、ライティングの細かい調整が行える。なお、製品版では台座の中央に金属プレートが設けられ、シリアルナンバーが刻印される予定だ。
「聖衣の中でも圧倒的な人気を持つSAGITTARIUSを超ハイクオリティなインテリアに仕上げた。10万5000円という価格は玩具として考えると高価だが、インテリアなら決して高価ではないはず。好評なら第2弾、第3弾も企画していきたい」(同社)
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