約3万6000点におよぶ「東京おもちゃショー2009」の展示品。その中には、いろいろとアレげなものも混じっている。見るからに怪しかったり、あるいは下(しも)方面に走っていたり、中にはアレげに見えるのに実はすごいアイデア商品だったりもする。判断は読む方に任せるとして、とりあえずアレげなものを集めてみた(【アレ-げ】(名・形動)をはてなで調べる)。
まずは、バンダイが満を持して発売する「うんこさん」を紹介してしまおう。全国のお子様方がなぜか異常に反応する“排泄物(はいせつぶつ)”をモチーフにしたキモかわいいキャラクター。
実はうんこさん、「関西テレビ」が放送したショートアニメのキャラクターなのだ。ちなみにアニメ主題歌のタイトルは「うんことサンバ」で、これも大ヒットのニオイがぷんぷんする。
うんこさんには仲間がいっぱいいて、中にはつぶつぶ入りの「コーンさん」など、いらないリアリティーたっぷりのヤツも存在する。あえて大きな写真は掲載しないので、勝手に検索していただきたい。
そんな「うんこさん」たちのキャラクターグッズは8月から本格展開。価格はキーチェーン玩具が473円など。たぶん全国的にブレイクしてしまう、注目の排泄系キャラだ。
排泄つながりでもう1品。世の男性たちが「なにそれ」とツッコミを入れたくなるヒット商品の1つに、トイレの「擬音発生装置」がある。水を流すかわりに水音を出してごまかしてくれるというアレ。その市場規模は意外なほど拡大しているようで、最近、ITmediaが入居しているビルでは、女子トイレ限定で擬音発生装置が標準装備されていることが明らかになり、男性陣は一様に目を丸くした。
脱線した。
エポック社が8月に発売する「エコオトメ」は、一個315円というリーズナブルなサウンドポットだ。詳細は別記事を参照してほしいが、擬音発生業界の脅威になりかねない価格破壊といえる。
さらにエポック社ブースでは、参考出品として、気軽にカスタムデコレーションできる「デコエコオトメ」も展示していた。デコエコオトメには、ラインストーンやパールストーンなどが付いたデコシートが2枚付属しており、エコオトメをオリジナリティーあふれる装飾で美しくできる。使う場所はあくまでもトイレなのだが、たぶん乙女たちには関係ないのだろう。
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