ワタクシは浅草の近くに住んでいるのだが、どうもヘリコプターの音がうるさいと思った日は、たいてい東京スカイツリー関連のニュースがテレビに流れる。600メートルを超えて自立式電波塔として世界一になったとき、そして完成時と同じ634メートルに達したときもそうだった。地元住民としては、うるさいけど、うれしいニュースである。
なにはともあれ、ここはひとつ、634メートル到達を記念して、なにか東京スカイツリー関連の商品を買わねばなるまい。昨年末も東京スカイツリーのペーパークラフトを紹介したが、今回取り上げるのはウィズが販売している「東京スカイツリーバンク634」である。ペーパークラフトも高さ95センチメートルとかなり大きかったが、「東京スカイツリーバンク634」はなんとそれを超える1.26メートル。本物の東京スカイツリーも634メートルに達したのだから、関連グッズも1メートルの線くらいは超えねばならない、と思った次第だ。
しかもこの商品は「貯金箱」として使える。ただのインテリアではなく、これを使えばお金が貯まるのだ。この景気の悪いご時世、貯金箱くらいはビッグにしておきたいものである。というわけでさっそくヨドバシカメラマルチメディアAkibaに行ってみた。店頭でパッケージを見るとさすがにデカイが、持ち上げてみると意外に軽い。かさばることはかさばるが、けっこう簡単に持ち帰れそうだ。
ちなみに購入価格は2380円。まあ単なる貯金箱といってしまえばそれまでなのだが、なにしろサイズが大きいのでこれくらいの価格になるのも仕方ないだろう。
もちろんこの商品は東京スカイツリーの公認グッズであり、「TOKYO SKY TREE」のマークがパッケージにもきちんと入っている。カラーは一色のみで、薄く青みがかったグレーだ。これと同じロゴマークが入ったシールも2枚同梱(どうこん)しており、本体に貼れるようになっている。
箱を開けると、巨大なパーツが分解されて収納されている。といっても部品点数は少なく、塔の部分が2分割されているほか、円形の台座が付いているだけ。これなら説明書を読まなくても組み立てられそうだ。
さっそく組み立ててみたが、実にあっさり完成した。塔の上部を下部に差し込んで、内部の突起と溝を合わせてから右に回せば、タワー部が完成。あとは台座を下部に差し込んで、左に回せば台座が固定される。ペーパークラフトのときは完成までに3時間くらいかかったが、こちらは3分程度だろうか。
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