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真冬でも打ち上げ花火が見たい! はい、「どこでも花火バズーカ」橘十徳の「自腹ですが何か?」(1/2 ページ)

» 2012年01月16日 21時56分 公開
[橘十徳,ITmedia]
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 センチュリーが運営する直営サイト「白箱.com」には他店では見られないさまざまなユニークグッズがそろっているが、最近発売された商品の中でとくに気になったのが今回紹介する「どこでも花火バズーカ」だ。

「花火バズーカ」のパッケージ(左)。利用イメージ(右)

 星空を投影するホームプラネタリウムは数あれど、花火を投影するプロジェクターというのはワタクシの知る限り初めてである。花火といえば夏の風物詩ではあるが、冬に楽しんでいけないという決まりはない。むしろ花火大会のほとんどない冬だからこそ、花火好きの心の隙間を埋めるこのような製品が必要なのではないだろうか。

 というわけで、さっそく購入することにした。購入先はAmazon.comの白箱店で、価格は3580円。カラーは1種類で、売っている店も白箱しか見当たらないので値段の差もない。あとは買うか買わないかというシンプルな選択があるのみだ。ちょっと買うのに悩む値段ではあるが、ほかにはない商品なので仕方ない、と自分に言い聞かせた。

大型の懐中電灯のような本体

 届いたパッケージを見てみると、日本語の表記が一切ない。どうやら海外で販売されているものを直接輸入したもののようだ。白人の男の子が「どこでも花火バズーカ」を手に持ち、美しい花火を見上げながら驚いている写真が載っていて、かなり派手だ。

 おまけに中に入っている説明書も英語のまま。まあ使い方はかなりシンプルなので戸惑うことはほとんどないと思われるが、簡単な日本語訳も載せてほしかった。

付属の説明書は英文のみ(左)。側面には「FIREWORKS LIGHTSHOW」というロゴが貼られている(右)

 本体のデザインは“バズーカ”というよりは取っ手付きの大型懐中電灯のようで、グリップの反対側は投影レンズとなっている。サイズは255(長さ)×125(高さ)×90(直径)ミリで、質量は約400グラム。電源は単三形電池が3本で、本体側面に収納する。

 樹脂の質感はそれほど高くなく、チープな印象。表面の凹凸で未来的な雰囲気を醸し出してはいるものの、野暮ったさは否めない。投影レンズの横にも銃口のような穴があるが、ここからなにかが飛び出すわけでもなく寂しい感じだ。モノとしての魅力についてはあまり期待しない方がいいと思う。

砲口が投影レンズになっている(左)。電源には単三形乾電池を3本使用する(右)

 カラーは本体がガンメタっぽいグレーで、トリガーや花火のセレクターダイヤルが赤色となっている。可動部はほかに、打ち上げ音を発するためのスライドレバーが下部に付いている。

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