セガトイズの「ホームスター」シリーズといえば家庭用プラネタリウムの代表的な商品だが、中でもユニークなのが防滴仕様でバスルームでも使える「ホームスターアクア」だ。風呂場を暗くして投影すれば、星空の下にいるような気分で風呂に入れる。このほかに、より防水性の高い「ホームスタースパ」という商品もあるが、「ホームスターアクア」のほうが価格が安く手軽に購入できる。
この「ホームスターアクア」の限定版として発売されたのが今回紹介する「ホームスターアクア 東京スカイツリー」だ。この商品は投影する星空の中に東京スカイツリーを映し出せるプラネタリウムで、星空の中に光る東京スカイツリーの雄姿を、家にいながらにして存分に楽しめる。
実はこの「ホームスターアクア 東京スカイツリー」は昨年春にも発売されたのだが、このたび[粋風]と[雅風]という2種類が新たにリリース。開業後の東京スカイツリーは、水色の「粋(いき)」と江戸紫色の「雅(みやび)」を日替わりで点灯させるという話だが、新しい「ホームスターアクア 東京スカイツリー」もそれにならって2色が用意された。前モデルのときは購入しなかった自分だが、今回は東京スカイツリーの開業間近ということもあり、気分が盛り上がって購入ボタンをクリックしてしまった。
価格は楽天市場の某店にて税・送料込み4030円。投影フィルムを交換できない安価な家庭用プラネタリウムとしては、標準的な価格だと思う。本体側面に東京スカイツリーが水色で描かれた[粋風]と、紫色の[雅風]のどちらを選ぶか最後まで迷ったが、今回は[雅風]を選んだ。
届いたパッケージは意外と小さかった。箱の側面には紫色にライトアップされた東京スカイツリーの姿とともに、スカイツリーの解説も掲載されている。また、この商品は「ホームスター」シリーズのほかの製品と同様、プラネタリムクリエーターの大平貴之氏が監修しており、大平氏の紹介なども載っている。
サイズは85×90×120ミリ、電池を除いた質量は約220グラム。電源は単四形乾電池2本を使用し、アルカリ乾電池の場合は連続約3時間使用できる。電池は底面のカバーをドライバーで緩めて開けてからセットする。
防水性能は「防雨形(JIS保護等級3級相当)」で、これは本体の上側からシャワーなどの水しぶきがかかっても正常に動作するが、直接水をかけたり、水の中に入れたりすると故障の原因となるくらいだという。
本体の上部は投影レンズになっており、レンズの周囲をピント調整ダイヤルが取り囲む形となっている。側面には東京スカイツリーや街並み、月などのイラストが紫で描かれており、その裏側を見ると東京スカイツリーの高さを表す「634」という数字が入っている。
電源スイッチは東京スカイツリーの絵の横に搭載。このスイッチはダイヤル式で左に回すと電源オフ、右に回すと電源オンとなるのだが、ダイヤル式とはいっても明るさなどを調節できるわけではなく、単純にオン・オフの切り替えしかできない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR