LDA11L-G/Wは、7月20日に発売されたばかりの最新モデル。従来のパナソニックの直下タイプが配光角120度なのに対して、全方向タイプは約300度と広い配光角を実現している。
2011年3月に全光束390ルーメンの「LDA7L-G」を発売し、早くから全方向タイプに取り組んできたパナソニックだが、その後、全光束640ルーメンの「LDA11L-G」などを経て、今回のLDA11L-G/Wでは810ルーメンと白熱灯60ワットタイプに匹敵する明るいモデルとなっている。
パナソニックならではのヒートシンクのないすっきりとしたデザインが特長で、直下タイプと比べるとサイズは全長124ミリと大きめだ。ただし外径は60ミリに抑えられており、質量も130グラムと軽い。
消費電力は11.2ワットで、定格寿命は4万時間。色温度は2800Kとなっている。密閉器具にも対応しており、ポーチライトや玄関灯にも使用可能だ。店頭価格は4480円(ヨドバシカメラ調べ)と、発売直後のため高めとなっている。
それでは実際に取り付けた印象をリポートしていこう。今回の特集では、和室と洋室のリビング2パターンで撮影した。比較に使用したのは白熱灯(60ワット)と、電球型蛍光灯の60ワット相当タイプを使用しているが、さらに今回は同社製の直下タイプ「LDA11L-H/W」とも比べてみた。
まずは和室から。白熱灯に比べて明るく、壁や天井付近にも十分に光が当たっている。色は白熱灯に比べると少し黄色が強いが、テーブルの白がさわやかで清潔感のある色に見える。直下タイプのLDA11L-H/Wでは壁に不自然な影ができているが、全方向タイプのLDA11L-G/Wではそのようなこともなかった。
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