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パッシブラジエーターで低域を強化したカナル型イヤフォン、日立マクセル「MXH-DR200/MXH-DR300」

» 2012年10月24日 14時45分 公開
[ITmedia]

 日立マクセルは10月24日、ハウジング内部にパッシブラジエーターを搭載して低域再生を強化したカナル型イヤフォン「MXH-DR300/MXH-DR200」を発表した。スマートフォン対応の「MXH-DR300S/MXH-DR200S」を合わせ、4機種12モデルを10月31日に発売する。価格はオープンプライス。店頭では、MXH-DR300が3000円前後、MXH-DR200は2000円前後、スマホ対応のMXH-DR300Sは3500円前後、MXH-DR200Sは2500円前後になる見込み。

「MXH-DR300/MXH-DR300S」(左)と「MXH-DR200/MXH-DR200S」(右)。カラーバリエーションは、MXH-DR300がブラック、シルバー、レッド、ブルーの4種、MXH-DR200がブラック、ピンク、レッド、ブルーの4種。MXH-DR300Sはブラックとシルバー、MXH-DR200Sはブラックとピンクだ

 6ミリ径のダイナミックドライバーにパッシブラジエーターを組み合わせた新構造。パッシブラジエーターは、ダイナミックドライバーの背圧に共振することにより、迫力の低音域再生を実現するという。上位モデルのMXH-DR300にはより大径のパッシブラジエーターを搭載している。

パッシブラジエーターは、ダイナミックドライバーの背圧に共振して低音を生み出す

 ダイナミックドライバーユニットには、軽量なアルミワイヤーに銅をコーティングしたCCAW(Copper-clad Aluminium Wire)ボイスコイルを採用。ネオジウムマグネットと合わせ、「磁気のひずみを低減した豊かな低音と繊細な中音域のサウンドを再生する」(同社)という。再生周波数帯域は、20〜2万Hz、音圧感度は95dB/mW。インピーダンスは12オームとなっている。

 スマートフォン対応モデルには、マイク付きリモコンを搭載。音楽を聴いているときに着信があってもハンズフリー通話が可能だ。コード長は約1.2メートルで、プラグは金メッキを施したL型3.5ミリステレオミニ(スマートフォンモデルは4極プラグ)。また全モデルにSS/S/M/Lという4サイズの抗菌イヤーピースを付属する。

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