単三形乾電池を使ってUSB機器を充電できるチャージャーはよくあるが、今回紹介する「MyCharger USB Pro」(型番:MCUSBPRO)は、単三形電池からの充電機能に加えて、USB給電による単三形ニッケル水素充電池の再充電機能も搭載している。つまり、これ1台で2通りの使い方ができるというわけだ。
このような製品はほかに東芝の「TNHC-34AS MB」やマクセルの「MHRC-300」など他社もリリースしているが、いずれも3000円以上するものばかり。ところがMyCharger USB Proは1600円台とかなり安く、コストパフォーマンスは抜群。ちょうどこの手の製品が欲しいと思っていた筆者は即決で購入してしまった。
購入したのはAmazon.co.jpで、価格は税・送料込みで1618円だった。カラーはホワイト1色のみ。できればブラックなどほかの色も用意されているとよかったのだが、今後のラインアップ追加に期待しよう。
届いた実物を手に取ってみると、想像以上に軽い。樹脂製の本体は見た目がチープで、電池ボックスのフタを開けるとかなり安っぽい感じ。サイズは97(長さ)×58(幅)×20(厚さ)ミリ、質量は約53グラム。エネループの専用充電器などはフタが取り外せないようになっているが、MyCharger USB Proはフタが外せてしまうので紛失の恐れがある。
電池ボックスの横には、直付けになっている充電用USBケーブルのコネクターが収納できる。これはこれで便利ではあるが、ケーブルの付け根が使っているうちに破損してしまわないか少々心配である。
サイドにはUSBの出力用端子と出力時のON/OFFボタンを搭載。ボタンはクリック感がしっかりしていて押しやすいが、カバンなどに入れたときに誤って押しやすい位置にあるので注意が必要だ。
電池ボックスには単三形乾電池を4本入れられるようになっており、単四形はセットできない。変換アダプターを使えば充電や出力も可能かもしれないが、このような使い方はメーカー保証外となる。ちなみに東芝やマクセルの製品は単四形も使用可能なので、単四形を使いたい人はMyCharger USB Proよりもそちらを買ったほうがよさそうだ。
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