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蒸し物が10分で完了、パナソニックから「スピードスチーム機構」搭載のオーブンレンジギョーザが10分でこんがり

» 2013年03月19日 23時18分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは3月19日、スチームオーブンレンジ“3つ星 ビストロ”の新製品として「NE-BS1000/BS900」の2機種を発表した。新開発の「スピードスチーム機構」を搭載。蒸し物やギョーザなどの蒸し焼きが10分で完成するという。オープンプライスで6月1日に発売する。

「NE-BS1000」のルージュブラック

 本体側面に効率アップしたボイラーを内蔵するとともに、スチーム発生部の伝熱面積を従来の約5倍にまで拡大。これによりスチーム量も約1.6倍に増え、素早く多量の蒸気を供給することが可能になったという。調理時には独自の「スピードグリル皿」を併用することで庫内を仕切り、狭い範囲にスチームを噴射する。このため、立ち上がり時の温度上昇が従来の約2倍に向上するとともに、スチームの噴射角度を斜め下30度に変更したことにより食材を効率よく加熱することが可能になった。

粉上部の温度グラフ。立ち上がりが早い(左)。スピードグリル皿は、庫内を仕切るとともにマイクロ波で加熱する(右)

 上位機のNE-BS1000では、スピードスチーム機構の搭載にあわせて内蔵レシピの「10分でちゃんとごちそう100レシピ」に「蒸し物10分」「蒸し焼き10分」を追加。しゅうまいや野菜の蒸し物はしっとり、ギョーザなどの“蒸し焼き”は、皮の表面をこんがりと焼きながらふっくら焼き上げるという。このほか、タッチパネル式のカラー液晶ディスプレイ、ソフトダンパーの有無といった違いがある。

 本体サイズもコンパクトになった。底部ファンユニットを高効率のDCファンに変更したことで、庫内容量は従来機種と同じ30リットルを維持しながら設置体積を28%カット。また設置の際、従来は本体の上に約20センチのスペースが必要だったのに対し、今回は10センチとなっている。側面を壁にぴったりとつけるような設置も可能だ。

 外形寸法は、約494(幅)×390(高さ)×435(奥行き)ミリ。重量は約19.9キログラム。NE-BS1000にはルージュブラックとホワイト、NE-BS900にはシャンパンブラックとホワイトをラインアップした。

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