夏商戦で賑わう家電量販店。今年の夏はどのような商品が人気を得ているのだろうか。ビックロビックカメラ新宿東口店のスタッフに、注目製品の動向とおすすめ商品について聞いてみた。今回は、省エネ照明器具として注目される「LEDシーリングライト」についてリポートしよう。
今回取り上げるのは「LEDシーリングライト」。LED電球はかなり普及してきたが、今後はシーリングライトのLED化も進むと思われる。そんな中、スタッフのオススメはどのような製品なのだろうか。
話をうかがったのは、家電コーナーの川島千明さん。「出始めの頃は3〜4万円くらいするものが多かったLEDシーリングライトですが、最近は価格が下がってきており、蛍光灯とほとんど価格差がなくなってきました。有名メーカーでも手頃な価格の製品が増えてきましたね」と川島さん。紹介してもらったオススメ商品は下記の3製品である。
オススメ順位 | メーカー | 型番 | 販売価格 |
---|---|---|---|
1 | シャープ | DL-C314K(〜8畳) | 2万4800円 |
2 | 東芝ライテック | LEDH94036Y-LC(〜8畳) | 2万9800円 |
3 | NECライティング | HLDCB0812(〜8畳) | 1万9800円 |
1位となったのはシャープ「ELM(エルム)」の「DL-C314K」。この製品の特長は、なんといっても「さくら色」と呼ばれる独特の光色だ。「蛍光灯の時代は光の色は白か黄色のどちらかでしたが、LEDでは調色が可能になりました。そしてさらにその1つ先の“さくら色”を出せるようにしたのがこの製品です」(川島さん)。
ユーザーからのアンケートによると「安眠しやすい」という声もあり、この製品を指名買いする人もいるという。シャープは上位モデルにプラズマクラスターを搭載した「DL-C609V/C509V」という製品を用意しているほか、最近では丸形だけでなくスクエアタイプも販売しており、幅広いラインアップをそろえている。
2位となったのは東芝ライテック「E-CORE」の「LEDH94036Y-LC」。この製品は、宝石をちりばめたように部分的に光るセードが特長だ。セードの形状はシャープに比べてシンプルだが、スイッチを入れるとドット状に加工された部分から通り抜けた光がキラキラと美しく輝く。電球色・昼光色の調光が可能で、ON/OFFタイマーも搭載している。
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