誰もが、「そのうち誰かがやるだろう」と思っていた“痛ヘッドフォンアンプ”が登場した。それも、おそらく2次元でもっとも有名な“ヘッドフォン女子”の「すーぱーそに子」だ。
痛ヘッドフォンアンプを手がけるのは、電子機器や音響機器、産業資材開発など幅広く事業を展開しているエフ・アイ・ティ。新規事業として漫画やアニメ、ゲーム。ライトノベルを元に、旬なキャラクターを中心としたグッズの企画開発と商品化を行う「キャラクター・カルテット」(通称:キャラ☆カル)を開始した。12月10日に通販サイトを立ち上げ、現在は予約を受け付けている。痛ヘッドフォンアンプも1月上旬に9800円で発売予定だ。
こちらのヘッドフォンアンプ。充電池内蔵のポータブルタイプで、3.5ミリステレオミニの入出力だけのシンプルな構成。しかし、気分によって外観をチェンジ&カラー化できるアルミ製の「痛ブースターパネル」が2枚付属していて、さらに痛い外観に“痛ブースト”できるらしい。同社では、「もちろん痛ブースターパネルのバリエーション展開も計画しています」と胸を張る。
ほかにも、そに子と一緒にお風呂に入れる「すーぱーそに子 スマートフォン防水ケース」(2種、各3480円)や、そに子を優しく押せちゃうアップル製品用「ホームボタンステッカー」(2種、各500円)、メタリックなピンクとブルーがまぶしいカナル型イヤフォン(2種、各2980円)などをラインアップした。ちなみに、防水ケースは「飛び出すそに子の3Dカード」付き。一体どこが飛び出すのか、興味は尽きない。
プロ向け音響機器や真空管アンプ「SOUND WARRIOR」(サウンドウォーリア)シリーズを手がける城下工業は、ユニークなデザインと機能を持つコンパクトなデスクトップオーディオを参考展示した。
USB-DACの「SWD-DA10」、プリメインアンプの「SWD-TA10」、CDプレーヤー「SWD-CT10」という3機種でラインアップを構成。いずれもボディーサイズは、145(幅)×165(奥行き)×40(高さ)ミリで、アルミ製のボディーにクリアな樹脂製フロントパネルを組み合わせている。このクリアパネルは着脱が可能で、ボディーとの間にオリジナルのプレートを挟むことで“着せ替え”にも対応する。同社では縦置き用のプレートも用意する予定だ。
プリメインアンプの「SWD-TA10」は、ミニチュアチューブ「12AU7」をバッファーに利用するプリ部とD級パワーアンプを組み合わせたハイブリッドタイプ。本体前面から真空管の明かりが見えるのもしゃれている。出力は15ワット+15ワットで、ヘッドフォンアンプも搭載している。
「SWD-CT10」は、光/同軸デジタル出力のみでアナログ出力を持たない“CDトランスポート”だ。CD音源を192kHzまでアップサンプリングできるほか、このサイズで外部クロックを入力するためのBNC端子を備えているのもユニークだ。
「SWD-DA10」は、192kHz/32bitまでのPCM音源とDSD 2.8MHz、DSD 5.6MHzをフルサポートしたUSB-DAC。こちらにもヘッドフォンアンプを搭載しており、「ヘッドフォンを使って音の違いが楽しめる」(同社)という。
同社では2014年2月初旬の発売を予定しており、想定価格はCDプレーヤーとアンプが各4〜5万円程度、DACは6〜7万円前後。真空管に外部クロック入力、そして2つのヘッドフォンアンプと、かわいらしい外観とは裏腹にマニア層も楽しめる機能を詰め込んだコンパクトコンポは、オラソニック「ナノコンポ」のライバルになるかもしれない。
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