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「R2-D2型冷蔵庫」だけじゃなかった――AQUA「STAR WARSシリーズ」一挙登場(1/2 ページ)

» 2015年10月29日 16時52分 公開
[ITmedia]

 ハイアール アジアは10月29日、同社が進める「家電の嗜好品化」戦略に基づくAQUAブランドの新製品「STAR WARSシリーズ」を発表した。実物大の「R2-D2型移動式冷蔵庫」をはじめ、キャラクターをモチーフにした「MASK保冷庫」やコードレススティッククリーナーなど、盛りだくさんの内容になった。

ハイアール アジアの伊藤嘉明社長と「STAR WARSシリーズ」(c)&TM Lucasfilm Ltd.

 いずれも30年来の「スター・ウォーズ」ファンでもあるハイアール アジアの伊藤嘉明社長がこだわり抜いたという力作。同社は通常、半年に一度のペースで新製品発表会を開催しているが、今回は「待ちきれないイベントがやってくる」ため、1カ月ほど発表を早めた。イベントとは、もちろん12月18日に公開される新作映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のことだ。「世界最高峰のエンターテインメントコンテンツがやってくる。何かしなければならないと思った」(伊藤氏)

隠し機能はプロジェクター! 「R2-D2」冷蔵庫

 伊藤氏が最初に紹介したのは、6月に試作機を公開して大きな話題になった「R2-D2型移動式冷蔵庫」。外観はもちろん、色(塗装)や音、動きに至るまで設定を忠実に再現した。腹部に缶飲料やペットボトルが入る保冷庫が設けられており、リモコン操作で飲み物を届けてくれる「夢のような商品」だ。「欲しいから作っちゃいました。問題あります?」(伊藤氏)

スモークとともに登場した「R2-D2」

しかし、この機体は6月に披露した試作機だった

というわけで、改めて製品版がわらわら登場

「量産型です」(ただし手作り)

 また前回の発表会では明かされなかった機能として、頭部に設けられたプロジェクターが挙げられる。Miracastを使ってスマートフォンなどの画面を壁に投影できるのだ。

実際に投影しているところ

  伊藤氏がもう1つ強調したのは、R2-D2型冷蔵庫が日本製という点だった。例えば質感を大きく左右する塗装については、“塗装業界のフェラーリ”といわれる武蔵塗料と協力。保冷庫の部分は、国際宇宙ステーションに冷蔵庫を納品した実績もあるツインバード工業が担当するなど、多くの日本企業が関わっているという。「日本の叡智を結集して作られたMade in Japanです」(伊藤氏)

 気になる価格は7800ドル。日本円では99万8000円(税別)。同日の正午からTOMが運営するWebサイト「Tokyo Otaku Mode」内の特設ページを通じて販売する。

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