子供に乳歯が生え出すと親の負担はかなり増える。まあ、中には「歯ブラシ大好き!」と言う子もいるが、それは「歯ブラシ=ガシガシ噛めるおもちゃ」的な意味であって、磨くのが好きな幼児なんてまずいないわけである。
4歳になる女児のいるわが家でも、歯磨きは悩みのタネ。1歳半の頃にかわいい前歯2本が生えてきて、「かわいい歯が生えてきた! よーし、ちゃんと磨くぞ!」と思ったのも束の間。3歳になる頃には全体に生え、毎日しっかりチェックするのも難しい。とはいえ、チョコやら飴やらアイスやらのおいしさを知ってしまった3歳児にお菓子を食べるなというのも生きる楽しみ(!)を失わせてしまうようでやりたくない。親としてはちゃんと歯磨きをみてあげたいと思う一方、「もうちょっと楽な方法はないか」と感じる時期になる。
娘は卒乳が遅かったこともあり、歯科医から「虫歯になりやすい」と指摘されている。実際、何度か歯科医のお世話になっていて、幸い本人は優しい先生のことが大好きなようだが、親としてはそうもいってられない。せめて毎日の歯磨き習慣だけでもつけさせてやりたいと思っていた。
そんな折、フィリップスから子供用の電動歯ブラシ「ソニッケアー キッズ」が発売された。ソニッケアー キッズは、Bluetoothを搭載し、iPhoneやiPadのアプリと連携することで、“正しい歯磨き習慣”が楽しく身につくというスマート歯ブラシ。さっそく使ってもらった。
まずはアプリのダウンロード。オリジナルキャラクターの「スパークリー」君が歯磨き前に上手にブラッシングするためのポイントを説明したり、ブラッシング中にブラシの動かし方をガイドしたりする。なお、アプリは今のところiOS版しか出ていない。
タマゴからモンスター(?)のスパークリーくんを誕生させたら、いよいよ歯磨きスタート。ちなみにタマゴから誕生させるのが楽しかったらしく、子供には「もう1回やりたい!」と言われるものの、「もう生まれちゃったからね」となだめるオプション付き。
4歳にして人生初の電動歯ブラシ体験。きちんと自分の手で持って、口の中に入れるという手順はあっさりクリア。ただ、アプリの「歯磨き粉がとぶので歯ブラシを口の中にいれてからボタンを押してね」という音声メッセージは4歳児には難しかったらしく、歯磨き粉の泡を方々に吹っ飛ばしてしまう事案が発生。
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