野村ケンジのぶらんにゅ~AV Review
まだ進化の余地があったの!? MrSpeakersの「Flowシリーズ」に驚いた(1/2 ページ)
いやはや、驚いた。
というのは、米国MrSpeakers製のヘッドフォン「ETHER」と「ETHER C」の話。この初夏にバージョン1.1へのアップデートを紹介したばかりなのに、矢継ぎ早に上位モデルの「Flowシリーズ」がデビューしたのだ。
この製品は、同社が開発中の静電型ヘッドフォン「ETHER Electrostatic」の研究課程で生み出された技術を応用したもの。流体力学に基づく「True Flow」技術(後述)やアルミ合金製の削り出しバッフルの採用などを合わせ、上位モデルならではの音質グレードアップを実現したという。
なお、この「ETHER Flow」シリーズはあくまでも追加ラインアップということで、ETHER」とETHER Cも継続販売される。また、上位モデルの登場に伴い、従来機の売価も引き下げられた。オープン価格ではあるが、確認したところETHERで20万円前後となっているため、4万円程度のプライスダウンだ。また、Flowシリーズも先日までのオリジナルETHERとほぼ同じ価格(24万円前後)になるようなので、そちらも魅力だ。
ということで、ここからは本題というべき、新製品のFlowシリーズについて紹介していこう。オリジナルETHER同様に、開放型ハウジングの「ETHER Flow」と密閉型ハウジングを持つ「ETHER C Flow」の2モデル展開で、平面振動板ドライバーユニット「V-Planar振動板」を搭載している。True Flow技術を全面に押し出したモデル名称からも分かるように、今回のメインはハウジング内部の新構造だろう。
特許技術のTrue Flowテクノロジーは、振動板前後のトレイに空けられた穴に、空気の流れを阻害しない構造のガイドパーツを装着したもので、これによりオリジナルに対して中域の歪(ひずみ)率を2分の1以下に抑制することができたという。
イヤーパッドも新デザインになったほか、細かい部分ではヘッドバンド部固定部をFlowシリーズ専用のものに変更している(片側に“Flow”ロゴが入ったもの)。実際、イヤーパッドについては見た目でもはっきり違いが分かる。Flow用の新タイプでは、後ろ側が厚手となる立体縫製のものに変更されており、装着感、密閉感もかなり改善されていた。
さて、肝心の音質の向上に関してはいかがなものだろうか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
野村ケンジのぶらんにゅ~AV Review
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
個人向けGeminiのモデル選択が厳格化 無料ユーザーが使えるのは「Flash-Lite」のみに
-
2
「Androidのマイナンバーカード」提供へ 20日から 物理カードなしでも本人確認など可能に
-
3
タイムズカー漏えいで集団訴訟の動き、登録3000人弱 呼び掛けた弁護士に聞いた──「謝罪で済む案件ではない」
-
4
「OpenAIの文化は壊れている」──安全性報告書を統括した従業員が退社し、寄稿
-
5
日経社員のGoogle Workspaceに不正ログイン 1646人分の個人情報漏えいか
-
6
再び浮上した「クレカ表現規制問題」 クリスタやpixiv FANBOXの騒動からマンガ家が感じた不安と焦り
-
7
免許証の悪用防ぐ届出集中、CIC・JICCで手続き遅延 タイムズカー情報流出直後に
-
8
「アバハウス」全顧客の情報漏えいか 会員・受注DBに不正アクセス 「不審な返金メール届いた」報告で判明
-
9
第一生命に不正アクセス 従業員情報12万人分漏えいか 退職者も対象
-
10
日経社員アカウントからなりすましメール9000件 「Microsoft 365」に不正ログインか
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR