転送されたら、後はTHETA Sアプリで鑑賞したり、
Webにアップロードしたり(画像クリックで『THETA 360』の動画が別ウインドウで再生されます)、
「THETA +」アプリに渡して動画にしたり、
「THETA +」アプリに渡して1枚の静止画として書き出したり、
と、さまざまな鑑賞・共有ができるので見せ方を工夫できて楽しいのである。
高速化のみならず画質も見直された。
リコーの開発陣によると、今までのTHETAはコンパクトデジカメの画像処理をしていたが、THETA Vはデジタル一眼レフの画像処理をしているんだそうな。
同じ場所で比べてみよう。
どちらもオートで撮った結果だ。分かりやすい場所を並べてみた。
左がTHETA V、右がTHETA Sである。
違いは露出と階調とホワイトバランスと解像感。
THETA Sはシャドウ部が沈みがちで、明るい所に露出が引っ張られるで日陰は暗くつぶれがちだったが、THETA Vはそこが改善されており、オートでのヒット率もよくなった。
ディテールの描写力もアップ。ビルのディテールを見ると違いが分かる。センサーやレンズのスペックが変わらなくてもここまで上げられるのだなと思うと感慨深い。
いくつか作例を。すべて「THETA 360」へアップロードしたものへのリンクとさせてもらった(画像クリックで『THETA 360』の動画が別ウインドウで再生されます)。
まずはいつものガスタンク前で。
まずは鮮やかな晴天下。取り壊しがはじまった都営青山北町アパートを残そうとTHETAで撮ってみた。半分は取り壊されたしまってたが、360度まるっと記録として残せるのはTHETAの良さだ
続いて暗所。これ、とある駅前の駐輪場。すごく狭い場所(何しろ自転車のタイヤが入る場所だ)においてみた。THETAでないと撮影できない写真だ。自転車を待つ駐輪場の気分を味わってください、というか実際にこの状態で自転車が入ってきたら怖いな。
個人的にはこういうTHETAでないと不可能な視点を楽しめるのも面白さの1つだと思う。
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