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鳥取砂丘で「ポケモンGO」、3日間で8万7000人来場 経済効果は十数億円

» 2017年11月27日 11時35分 公開
[ITmedia]

 鳥取県が11月24〜26日、スマートフォンゲーム「Pokemon GO」(ポケモンGO)のコラボレーションイベントを鳥取砂丘(鳥取市)などで開催し、砂丘に延べ8万7000人程が来場した。県庁広報課によれば「経済効果は詳しく調べている段階だが、十数億円とみられる」という。

photo 混雑する鳥取砂丘(Pokemon GOの公式Twitterより)

 イベントは「Pokemon GO Safari Zone in 鳥取砂丘」と題し、通常は出現しにくい「バリヤード」「アンノーン」など“レアポケモン”が多数出現した。鳥取県が主催し、ポケモンGO開発・運営元のポケモン社、米Nianticが協力した。

 県は当初、3日間で3万人の来場者を見込んでいたが、初日だけで約1万5000人が来場。25日には砂丘周辺の混雑解消のため、レアポケモンの出現エリアを県東部全域に拡大していた。

 県庁広報課の岡本圭司さんによれば、26日午後3時時点で約8万7000人が砂丘を訪れた。「当初は県内からの来場が多いと見込んでいたが、県外からの来場が予想以上に多く、消費行動にもつながった」とし、経済効果は十数億円に上るという。「ゲームと同時に砂丘の魅力、鳥取県の味覚などを感じる機会にもなったのでは」(岡本さん)

 一方、砂丘付近などでは交通渋滞が発生。ユーザーの大半は公共交通機関を利用したというが、レアポケモンが出現した場所で路上駐車するユーザーもおり、「住民にご迷惑をおかけした場面もあった」という。

 「イベントのプラス、マイナスの点を検証し、ポケモンGOに関わらず今後のイベントに生かしたい」(岡本さん)

photo 鳥取県の公式サイトより

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