東芝映像ソリューションは2月15日、Blu-ray Discレコーダー「レグザブルーレイ」の新製品6機種を発表した。スマートフォンとの連携機能を大幅に強化した“時短レコーダー”。かつての「RD Style」商品でお馴染みだったプレイリスト編集も復刻、強化したという。すべてオープンプライスで、3月中旬から順次発売する予定だ。
番組持ち出し(スマホにダウンロード)やネットワーク視聴など、スマートフォンを活用する機能を新たに「スマホdeレグザ」としてまとめ、「番組を持ち出す」など分かりやりやすいメニューから選択できるようにした。録画番組をネットワーク経由で視聴する際に1.25倍速の「早見」再生を選択できるなど機能面も強化。スマートフォンでも“時短”機能が手軽に利用できるとしている。再生アプリは、DLNA/DTCP-IP準拠のデジオン「DiXiM Play ver1.5.0」(iOS10.3以降、Android5.0以降)。トリプルチューナーモデルにはDiXiM Playを無償で使えるライセンスキーが付属する。
スマートフォンはリモコンや入力デバイスとしても活用できる。例えばテレビを視聴しながらスマホ画面に録画リストを表示し、次に見る番組を探したり、番組表を表示して録画予約を行ったり、番組情報や出演者の情報を閲覧したり。録画リストの画面に表示されるリモコンアイコンをタップすればすぐにリモコン画面に移行し、直接レコーダーを操作できるという。
番組表や録画リストの検索、録画済み番組のタイトル/チャプター名編集といった作業では、文字をスマホから入力する。番組検索の結果はこれから放送される「未来番組」と録画済みの「録画番組」に分けて表示さるため、そのまま録画予約や録画番組の視聴が可能。録画番組を選んだ場合、映像の出力先をテレビとスマートフォンから選択できる。
プレイリスト編集機能は、かつてのRDシリーズ、RD-Style商品でユーザーから支持されていたもの。選択した番組やチャプターをそのままダビング。さらに光ディスクにダビングした番組のチャプター一覧表示、ファイナライズ済みのDVD-RWディスクへの追記にも対応した。
ラインアップは、チューナーの数と内蔵HDDの容量が異なる6機種をそろえた。店頭では2チューナーで500GBの「DBR-W508」が5万円前後、3チューナーで3TBの最上位機「DBR-T3008」は9万円前後(税別)になる見込みだ。
型番 | チューナー数 | HDD容量 | 実売想定価格(税別) |
---|---|---|---|
DBR-T3008 | 3 | 3TB | 9万円前後 |
DBR-T2008 | 3 | 2TB | 8万円前後 |
DBR-T1008 | 3 | 1TB | 6万5千円前後 |
DBR-W2008 | 2 | 2TB | 6万5千円前後 |
DBR-W1008 | 2 | 1TB | 6万円前後 |
DBR-W508 | 2 | 500GB | 5万円前後 |
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