「おでかけ」だけじゃない、ソニーのBDレコーダー「BDZ-A750」を検証する(前編)(1/2 ページ)
ソニーが2009年の春モデルとして投入するBDレコーダーは、「BDZ-A950/A750」の2機種だ。先代「BDZ-A75」の基本仕様をブラッシュアップしたうえ、「おでかけ転送」の強化や「アクトビラ」対応など、映像をアクティブに楽しむ機能を強化。さらにXシリーズと同じ高音質パーツを採用するなどして、同社のレコーダーラインアップにおける中核機種に進化した(→アクトビラも“おでかけ”、ソニーがBDレコーダー新製品)。
Aシリーズとしては、内蔵HDDが320GバイトのBDZ-A750と500GバイトのBDZ-A950にラインアップを拡充した形となる。今回、試用するのはBDZ-A750だが、内蔵HDDの容量以外にBDZ-A950との相違点はない。
デザインは、フロントパネル全体をフラットなアクリルでカバーした、いかにも“AV機器然”としたものだ。先代では「PSP」や「ウォークマン」へワンタッチで番組転送するための「ワンタッチ転送」ボタンがシルバーの目立つデザインとなっていたが、今回は黒の目立たないデザインになっている。前面USB端子はフロントカバー内に収められている(先代では右下の小さなカバー内にあった)が、背面にもUSB端子が追加されたため、こちらに機器を接続しておけば、前面カバーを開かずにボタンを押すだけでワンタッチ転送を開始できる。
レコーダーとしての基本スペックを確認しておこう。まずチューナーは、3波対応のデジタルチューナーを2セットとアナログ地上波チューナーを搭載している。MPEG-4/AVC記録もサポート(ダビングはBDメディアのみ)し、2番組同時録画が可能だが、このうち1番組はTS録画のみとなる。学習機能も持つ強力な自動録画機能や「おまかせチャプター」も搭載。ユーザーインタフェースには軽快なクロスバーメディアを採用している。
先代との違いは、フルハイビジョン解像度のMPEG-4/AVC記録にも対応した点と、より低いビットレートでのMPEG-4/AVC記録などに対応した点。そしてHDMI接続であれば、テレビのメーカー/機種に関わらず高画質表示を実現する「CREAS」(クリアス)を搭載した点となる(→ソニーに聞く、BDレコーダーの「2011年画質」とは?)。これらに関しては2008年秋モデルでレビュー済みなので省略させていただくことにする。新機能としては、同社のBDレコーダーとしては初めて「アクトビラ」に対応した。生活情報などの独自Webコンテンツに加えてハイビジョンコンテンツの視聴が可能な「アクトビラ ビデオ・フル」にも対応する。また「おでかけ転送」も改善が進められた。
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