野村ケンジの「ぶらんにゅ~AV Review」
iPhoneの音をグレードアップ! Astell&Kern「AK10」を試す (1/2 ページ)
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Astell&Kernブランド第4のモデル「AK10」は、ハイレゾ対応ポータブルプレーヤーとして人気を博している「AK100」をベースとしたポタアン(ポータブルヘッドフォンアンプ)。接続はiPhone/iPodとのデジタル接続がメインで、アナログ接続は用意されていない。とはいえ、iPhone/iPodデジタル接続の本格派ポタアンとしては、格段にリーズナブルといえる。その一方で、Windows PCやMacとUSBケーブルで接続し、96kHz/24bit対応のUSB-DACとしても活用することができる。
まず目をみはるのがサイズのコンパクトさだ。「AK10」は約54ミリの正方形ボディーに厚み約13.2ミリと、iPhoneの裏にしっかりと収まる、高さにして半分以下のミニマムサイズを実現。これで「AK100」同様に英Wolfsonの「WM8740」DACを搭載するなど、SN比110dBを誇るサウンドを実現しているのだから驚かされる。
こういったコンパクトさと良音質の両立を売りにしていることもあってか、タッチパネルなどは搭載されておらず、操作系はボリュームダイヤルとロックを兼ねた電源スイッチ、再生/曲送り/曲戻しボタンがあるのみのシンプルな構成。とはいえ、ボディーいっぱいのサイズを持つアナログライクなボリュームダイヤルなど、デザイン面では“ちょいオシャレ”な演出が施されていて、なかなかに好感が持てる。
一方、ユーザビリティーの面では、やや個性的な部分が垣間見られる。iPhoneとの接続には、同梱(どうこん)されている専用ケーブルを活用するようになっているが、「AK10」側のコネクターが独自形状となっているため、アフターマーケットにある高級Lightingケーブルなどは利用できない。こちらはまだショートケーブルが付属しているため問題にはならないが、Androidと接続したい場合は別売の専用MicroUSBケーブルが必要となる。耐久面でのメリットを考えて専用コネクターを採用したと予想されるが、どちらにしろケーブルは最も早く痛む部分。リケーブルの楽しさなども考慮して、MiniUSBなど汎用性の高いコネクターを採用してもらえるとありがたかった。
また、iPhoneとの接続が成立しているのかしていないのか、いまひとつ判断しにくい点や、現在のバッテリー残量も分かりにくいなど、いくつか不便に感じた点はある。とはいえ、接続に関しては操作ボタンを使ってみればひと目で分かるし、バッテリーも10時間以上もつため、このあたりは使い続けていくうちに慣れてしまうだろうから、それほど不便に思うことはないだろう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
野村ケンジのぶらんにゅ~AV Review
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
FANZA、成人向けAI創作・公開サービス「FANZAスタジオ」発表 先行体験は8月24日から
-
2
「comico」サ終にマンガ家が思う“縦読みマンガ”の弱点と戦略ミス
-
3
Tesla歴5年の筆者がみなさんの疑問に答えます
-
4
目指すは、日本発IPで海外売上20兆円 経産省が新戦略を発表 「ものがたり大国5カ年計画」
-
5
LINE、着せかえ表示問題を謝罪 希望者に返金へ
-
6
中国の動画サイト「bilibili」にグローバル版アプリ 日本でも配信開始 まずはAndroidから
-
7
Googleのオープンモデル「Gemma」、累計10億ダウンロード超 GitHubに公式ディレクトリ公開
-
8
「食欲が削られる」――AIで作られた“気色の悪い飲食店メニュー”がXで物議 「実物を見たい」の声も
-
9
終了発表の縦読み漫画「comico」――元重課金ユーザーが振り返る「いつしか開かなくなった」理由
-
10
法務省、「ラヴ上等」とのタイアップ中止 「当初の意図を全うすることが難しい」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR