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ソニーがAndroid TVを拡充、「Slim Backlight Drive」搭載の「X9300D」など4Kブラビア3シリーズを投入(2/2 ページ)

ソニーは4Kテレビの新製品3シリーズ6モデルを発表した。全モデルがAndroid TVを採用。同時に音声検索の機能強化や対応アプリの追加など、プラットフォームを大幅に拡充している。

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“飛び地”を光らせる「Slim Backlight Drive」の「X9300D」

 「X9300D」は、1月の「CES 2016」で披露された「Slim Backlight Drive」を搭載したモデル(北米モデルのX93Dシリーズに相当)。薄型デザインに壁ピタといったフォームフファクターを維持しながら、HDR対応など画質面に注力した。55V型が34万円前後、65V型は49万円前後になる見込み。


「X9300D」シリーズ

 Slim Backlight Driveは、進化したエッジ式LEDバックライトだ。エッジタイプの場合、従来は部分駆動に対応していても光源のある上下あるいは左右の端(エッジ)から“短冊状”にしか光らせることができなかったが、Slim Backlight Driveでは複数枚の導光板を重ね、発光部(サイドから来た光を屈折させて正面に向ける部分)を“互い違い”に配置することにより、エッジから離れた“飛び地”でも光らせることができるようになった。ただし分割数は非公開だ。


画面の側面に薄い金色のモールドを設けたことで、実サイズよりも薄く見えるという

 デザインコンセプトも新しい。横から見ると3枚の板を組み合わせたようなイメージで、背面のケーブルもきれいに隠すことができる(コンポジット端子は除く)。画面の側面に薄い金色のモールドを設けたことで、実サイズよりも薄く見えるという。「人はモールドに注目し、厚さはそこまでのように錯覚する」(同社)。


背面にケーブルをすっきり収納できる

別売の壁掛けブラケット「SU-WL805/WL800」も新しい。横長タイプとなり、壁の梁が離れている場合にも対応できるようになった。実売想定価格は1万円前後

スタンダードな4Kモデル「X8500D」


「X8500D」シリーズ

 「X8500D」は、スタンダードな4Kモデルだ。「X9300D」と同様の新デザインコンセプトを採用しており、サイドには薄い銀色のモールドを設けている。実売想定価格は、65V型が40万円前後、55V型が31万円前後になる見込みだ。

シリーズ名 X9350D X9300D X8500D
サイズ 65V型 55V型 65V型 55V型 65V型 55V型
チューナー 地上デジタル×2、BS/CS110度デジタル×2
トリルミナスディスプレイ
バックライト エッジ式、部分駆動 エッジ式、部分駆動(Slim Backlight Drive) LEDバックライト
HDMI入力 4
実売想定価格 54万円前後 39万円前後 49万円前後 34万円前後 40万円前後 31万円前後
発売日 5月21日
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