ペプシアイスキューカンバー、キュウリ味にした理由はBusiness Media 誠 Weekly Access Top10(2007年6月5日〜6月11日)

» 2007年06月12日 19時24分 公開
[吉岡綾乃,Business Media 誠]

 今週は、2位にキュウリ味のコーラ「ペプシアイスキューカンバー」が、3位に「バーガーキング日本再上陸」の話題がランクインして、なんともジャンクフード風味なランキングになっている。

 バーガーキングの混雑は本当にすごくて、「取材のついでにハンバーガーでも食べてこようかな」という甘いもくろみは脆くも崩れた。下の写真は、開店当日の午後1時過ぎに撮ったものだ(とても店舗には近づけないので、記者は近所のカフェで記事を書いていた)。写真では切れている先まで、延々と行列が続いていた。

バーガーキングの行列。余談だが、米国本土のハンバーガーチェーンといえば思い出すのがIN-N-OUT。日本上陸したらいいのになぁ……

 ペプシアイスキューカンバーは今日(6月12日)発売ということで、もしかして「もう飲んだよ」という方もいらっしゃるかもしれない。なんといっても気になるのは、「なぜキュウリ味にしたのか」。サントリーに問い合わせたところ、以下のような返事をいただいた。

 「新しいペプシの魅力を紹介しようということで、日本人にとってなじみが深く、しかもコーラと組み合わせる新しさ、面白さがあるフレーバーという理由からキュウリを選びました」(サントリー広報部)

 確かにコーラ+キュウリという組み合わせは、新しい……というか斬新すぎる。記事にも書いた通り、記者はホンモノのキュウリをかじりながら飲む、という体験をしたわけだが、実際のキュウリ+コーラの味からこの商品企画を思いつく人は正直いないだろうと思った(まあ今思うと、キュウリよりも味噌に問題があったような気もするのだが)。この組み合わせを考えついた人は、相当、想像力が豊かな人なのだろう。山口氏の記事ではないが自由な発想って大事だな、さらにはそれを商品化してしまう行動力って大事だな、と、キュウリ味のコーラを見ながら思う火曜日だ。

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