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» 2007年09月05日 20時16分 公開

“勝者の買い方”が分かる投資用ツール――ケン・ミレニアム

株の売りと買いのタイミングが分かれば儲かっていたはずなのに――。そんな悔しい思いをした人にとって、新たな“武器”となる投資サービスが始まった。  

[土肥義則,Business Media 誠]

 「なぜ自分は株で損ばかりしているのだろう」――。自分が買った株は値下がりし、売ると上がる、こんな経験をした個人投資家も多いはず。株で儲けている人って、どういった売買をしているのか? そんな疑問に答えるようなサービスが始まった。

 投資ソフトなどを開発しているケン・ミレニアムは9月5日、相場環境に応じて情報などを提供する「マネジメント投資」サービスを開始した。株式取引で儲けている会員の運用実績を見ることができ、利益率や売買回数、株の保有日数などが表示されている。同社の森田謙一社長は「自分だけの考えでは、間違ったことに気が付きにくい。勝者のデータや市場のデータを参考にして、自分の投資戦術をマネージメントすれば、株式投資で勝つ確率をアップさせることができるかもしれない」と話した。

 マネジメント投資サービスでは、個々の投資結果について、問題点などをメールで配信する「投資コンサルティング」のほか、自分の投資データと儲けた人の投資行動などを比較できる「私のポートフォリオ」が利用できる。このサービスは業界初で、会員(月額1万〜1万5000円)になれば使用できる。

勝者と自分の運用実績が比較できる

 「投資コンサルティング」は独自のソフトを使って、相場に合った投資方法をマクロとミクロの視点で分析。株式投資の売買タイミングで失敗が続いている会員に対し、メールでアドバイスを配信する。マクロの戦略では、変化する相場に対し「買う」「売る」「休む」といったタイミングの取り方などをアドバイス。ミクロの戦略では、「どの業種やテーマの銘柄を」「どの価格帯で買い」「どのくらいの利益を見込むか」「どのくらいの期間保有すればいいのか」「損切りは何%で行うか」などを配信する。

勝者のデータで自分の決定を見直す

 「私のポートフォリオ」では、自分の投資データと同社会員の勝者データ(株式売買で利益を得た情報)を比較することができる。自分の投資行動と勝者の行動に違いがあるのか、などのチェックが可能。最初に設定した年間目標利益率に対し、どの程度達成できているか、1回あたりの利益率・損失率や保有日数など、売買記録を登録すれば、勝者との違いや自分の欠点を見直すことができるという。

 私のポートフォリオには運用実態表があり、自分の「勝率」「利益率」「年間投資回数」「1回あたりの平均利益率」「平均損失率」「平均保有日数」などの運用実態を、勝者データと比較して表示される。また株式組入比率では、投資資金の総額のうち、どのくらい株式を保有していたのか、保有しているのかをグラフで表示。相場の全体の動きを把握できるように、TOPIX(東証1部株価指数)と並べて表示し、高値圏または安値圏の時に株の保有率を判断することができる。

 森田社長は「会員を対象に投資運用をマネジメントしていく。マネジメント投資を通じて、考える投資家を増やしていきたい」と話す。

投資資金総額のうち、どのくらい株を保有していたか、保有しているのかをグラフにしている

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