「東京読売巨人軍のリーグ優勝は64億円の広告効果」――5年ぶりの巨人優勝について、ジャパン通信社とワイズワークスプロジェクト、ニホンモニターの3社は、メディアの露出広告効果を測定した。リーグ優勝を決めた10月2日と翌10月3日のメディア露出を見ると、広告費用換算金額は63億7177万6725円。内訳は新聞・雑誌が19億7869万4014円、Web関係2億6828万1200円、テレビ41億2480万1511円としている。
3社が過去に実施した広告効果の測定では、マリナーズのイチロー選手が日本人選手初のMVPを獲得した「第78回MLBオールスター」で26億6171万634円(調査期間11日間)。日米大学野球で活躍した斉藤祐樹投手の時は、21億4499万7527円(調査期間11日間)だった。
巨人優勝の瞬間を中継するテレビ局(地上波)はなかったが、ジャパン通信社では「今回の広告効果測定の結果、メディアの露出度は依然衰えてはいないものとなった」としている。
調査対象期間は新聞・雑誌が10月3日、Webとテレビが10月2日から10月3日まで。調査対象媒体は全国紙23紙279版(東京本紙5紙、地方本紙18紙、地方版279版)、スポーツ紙7紙、地方紙107紙、その他の新聞429紙、雑誌1135紙、Web国内主要ニュースサイト600サイト、テレビ東京キー局6局(NHK、NTV、TBS、CX、EX、TX)。
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