イオン、NTTドコモ、JR東日本、JR西日本の4社は1月25日、電子マネーが利用できるイオンのショッピングセンターを3月1日より拡大し、全国のショッピングセンターのテナントを含む2万4000店で「WAON」「iD」「Suica」「ICOCA」が利用できるようにすると発表した。
イオンは2007年4月から電子マネー/FeliCaクレジットの取り扱いを開始した。自社の独自マネー「WAON」のほか、JR東日本の「Suica」(とPASMO)やNTTドコモなどが推進する「iD」のいずれも利用できる端末を導入している(参照記事)。その後、近畿エリアのショッピングセンターではJR西日本が展開するICOCAも利用可能になっていた(参照記事)。
3月1日からは、新たに1万1000店舗へ電子マネー/FeliCaクレジットを導入することにより、全国の約2万4000店舗でWAON、iDが利用できるようになるほか、3月18日からJR東日本/西日本の店舗ではSuica/ICOCAのいずれも利用可能になる。これはSuicaとICOCAが、乗車券だけでなく電子マネーとしても、3月18日より相互利用が可能になるため(参照記事)。
3月1日以降は、以下のエリアで各電子マネー/FeliCaクレジットが利用可能になる。
利用できる電子マネー | 現在(〜2月末)のエリア | 3月1日以降の拡大エリア |
---|---|---|
WAON/iD/Suicaの利用エリア | 茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、新潟県の一部、岐阜県、愛知県 | 青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、長野県、静岡県、三重県 |
WAON/iD/ICOCAの利用エリア | 滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、三重県の一部 | 和歌山県の一部、岡山県、広島県、山口県 |
WAON/iDの利用エリア | 上記1都2府14県 | 北海道、富山県、石川県、鳥取県、島根県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
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