駅周辺案内+おサイフケータイで、地図や広告を携帯に配信するサービス、4月1日から

» 2008年03月24日 22時20分 公開
[Business Media 誠]

 ジェイアール東日本企画と表示灯は、3月24日、JR東日本の駅に設置された周辺案内図を使って、携帯電話へ地図情報を配信する「ナビタッチ」サービスを発表した。4月1日よりサービスを開始する。

 ナビタッチでは、駅周辺案内図の横に設置される。FeliCaのリーダー/ライターとQRコードを備えており、おサイフケータイをリーダー/ライターにかざす、あるいはQRコードを読み取ることによって、駅周辺の地図情報を携帯に送ることができる。

 またナビタッチは、ジェイアール東日本企画のSuicaポスター「SuiPo」(参照記事)とサービス面で連動している。

 表示灯は以前より鉄道の主要駅に周辺案内図「ナビタ」を設置している広告会社。ナビタを利用する乗降客から、「地図の持ち運びを可能にしたい」という要望が多かったという。

 またナビタッチは、ユーザーの位置情報をもとにしたエリアターゲティング広告を配信。例えば、表示灯が運営する携帯向け地図情報サイト内に駅周辺情報として広告を配信し、実店舗へ誘導するなどの広告を展開する。また将来的には、行動ターゲティング広告へも展開していく予定だという。

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