FXは“賭博”か“投資”か? 男性の年代によって違い

» 2008年10月23日 14時11分 公開
[Business Media 誠]

 一定額の証拠金を取扱業者に預けて、その何倍かの外国通貨を取引できるFX(外国為替証拠金取引)口座数や証拠金の残高は増加傾向にあるが、FXについてどのようなイメージを持っているのだろうか。

 FX取引を始めようと考えている男性は25.4%で、女性の15.0%に比べ10.4ポイントも高い。また男女ともに若年層ほど利用意向が高くなる傾向がうかがえた。既に取引をしている人は5.9%、男女年代別で見ると、30歳代男性が10.8%で最も多く、次いで20歳代男性の9.8%、50歳代男性の8.4%であることが、ボーダーズの調査で分かった。

FXの取引状況

 FXについてどんなイメージがあるのか、を聞いたところ、取引をしたいと考えている人は「面白そう」「儲かりそう」「楽しそう」といった意見が多い。逆に取引をしたいと思わない人は「怖そう」「損をしそう」「楽しくなさそう」などの声が目立った。

 FXを「賭博である」と答えたのは、50歳代の男性が最も多く45.2%、次いで60歳以上の男性(43.0%)、40歳代の男性(40.8%)と、40歳代以上の人は“ギャンブル”のイメージが強い。一方「投資である」と回答したのは20歳代男性(36.1%)が最も多かったことから、年代によってFXに対する考え方が違うようだ。

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