SBI証券は2月17日、株式取引の手数料を3月2日から改定すると発表した。改定するのはネット取引でのアクティブプラン※の手数料で、1日の約定代金合計額が100万円以下の場合だと現物取引・信用取引ともにほぼすべての価格帯で手数料が安くなるが、大口信用取引の手数料は高くなる。
現在は、信用取引での1日の約定代金合計額が「100万円を超え1000万円以下の場合の手数料は1000円、1000万円を超え5000万円以下の場合は2000円、以降、約定代金合計金額5000万円増加ごとにプラス2000円」だが、改定後は「100万円以降、約定代金合計額100万円増加ごとにプラス420円」となる。
例えば信用取引の1日の約定代金合計額が1000万円の場合、現行の手数料は1000円だが、改定後は4280円となる。ネット証券最大手のSBI証券が小口投資家重視の姿勢を鮮明にしたことで、ほかのネット証券の動きも注目される。
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