「あのとき勉強しておけばよかった」……反省する時期はいつ?

» 2009年02月26日 13時39分 公開
[Business Media 誠]

 社会人になってから「学生のとき、もっと勉強すればよかったなあ」と思ったことはないだろうか。20代〜40代の人に「勉強しておけばよかった」と反省する時期を聞いたところ、「高校生」が最も多く37.5%であることが、アイシェアと学習塾を運営する拓人の共同調査で分かった。高校生の次に多かったのは「中学生」(21.7%)だったが、「小学生」と回答した人はわずか5.5%。また、もしも過去に戻って勉強し直せるとしたら「どの時期がいいか」という質問には「中学生」(25.9%)、「高校生」(28.2%)と拮抗しており、勉強しておけばよかったと反省する時期と近い結果となった。

 一方「がんばって勉強した」という時期はいつだったのだろうか。最も多かったのは「中学生」(27.1%)だったが、次に「そんな時期はない」(24.1%)だった。

 携帯電話による調査で、20代〜40代の男女1140人(男性54.6%、女性45.4%)が回答した。調査期間は2月17日から2月19日まで。

勉強に対する「やる気のスイッチ」が入ったのはいつ?

 学生のころ、勉強に対する「やる気のスイッチ」が入ったことがある、という人もいるだろうが、実際にはどのくらいいるのだろうか。「やる気のスイッチが入った」という人は57.2%。そのうち勉強の好き嫌い度別に見ると、勉強が「好きだった」という人が、「嫌いだった」人を上回った。

 また勉強に対するやる気のスイッチが入ったときは、どんなときかを聞いたところ「難しい問題が解けたとき」がトップで44.8%、次いで「試験などの結果がよかったとき」(43.1%)と、何らかの成功体験がきっかけになっているようだ。特に20代では「面白い問題に出会ったとき」(41.3%)、「問題の回答に自信が持てたとき」(36.8%)が、ほかの年代よりも割合が高かった。

勉強に対する「やる気のスイッチ」が入ったのはどんなときですか? (出典:アイシェア)

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