そして、このモデルの素晴らしいところは、全国に展開できること。地域が全国を相手にするのでも、東京から全国に向けるのでもない。地元が地元に向けて発信する集客力の強いメディアである。
モデルは、いくらでも集めることができるだろう。しかも発行を重ねるに連れて、累積効果が必ず出てくる。広告費を出してくれるスポンサー、衣装協力してくれるスポンサー、スタイリングを協力してくれる美容室も間違いなくある。というか、協力者のポジションは取り合いになるはずだ。
実際、撮影に協力した美容室の売り上げは確実に上がっているという。このフリーペーパーから本当のモデルや俳優になった女の子もいる。ということは『美少女図鑑』のブランドを確固としたものにするサクセスストーリーもできつつあるわけだ。
若い女性・男性をターゲットとする地元の企業やショップ、地元のクリエイター、地元の女の子に加えて、地元の魅力スポットに新しい光を当ててくれるわけだから行政にとってもありがたいメディアということになるだろう。
まさしくマルチWinな『美少女図鑑』、京都版は秋に出るらしい。楽しみだ。(竹林篤実)
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