引き続きハイテク銘柄や自動車株に注目
液晶パネルなどに使われ、新興国で需要が拡大している高機能化学品をサウジアラビアで生産する。現地の化学大手と提携し、合弁で工場を建設2013年の稼動を目指す。
共同で開発中の骨粗しょう症治療薬の販売承認を年内に申請する。国内で実施した最終段階の臨床試験(治験)結果が良好だったため。高齢化に伴い骨粗しょう症の患者が増加傾向にあることから、新薬投入を急ぐ。
滋賀工場に太陽電池パネル組み立ての新棟を建設し、2011年7月を目処に生産能力を現在の2倍に引き上げる。政府による補助金制度復活で国内の需要が伸びており、国内向け出荷を拡大する狙い。
オーストラリアで乳製品の生産に乗り出す。現地の中堅乳業メーカーの株式を取得、共同で粉乳の生産施設を建設し、日本や中国に輸出する。新興国では所得水準の上昇による食生活の向上で乳製品の需要が拡大しており、原料調達から加工、販売に広がるネットワークを強化する。
生産子会社は7月に発売したレクサスブランドのハイブリッド車を8月から増産する。10月には7月実績の3倍弱を生産する。環境対応車の購入を促す補助金制度などで、現在の受注台数は国内販売目標の17カ月分に達しており、納車待ちの解消を急ぐ。
中小企業向けにインターネットでソフトウエアを提供する「SaaS(サース)」事業に乗り出す。事務機に加え、業務で使うIT(情報技術)環境を一体で提供することで顧客を囲い込む戦略。
売り 1930万株
買い 2740万株
(金額ベースも買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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