株主のみなさまには、もう中間配当が届いているのではないでしょうか。中間決算が9月にある会社が多いので、11月の下旬から届き始めるはずです。昨年より配当金額が大幅減額されたり、株主優待制度がなくなったりと、今年は少し寒い状況のように感じます。
株主優待品でもらえる金券類には図書券やクオカード、商品券、自社店舗の金券・割引券などがあります。財布がふくらむ季節ですね。株主中間配当金の引換券(正確には「中間配当金領収証」)も、そのうち引き換えようと考えつつ、とりあえず財布にしまっておいてそのまま忘れてしまったりすると、いざ現金が必要な段になって、もどかしい思いをすることになります。
株券の電子化にともなって、配当金を証券会社や銀行の口座で受け取る方式も新設されました。しかし、領収証で現金を受取る方式も、株主としての実感を味わえるので捨てがたいのです……。
ともかく今期の領収証、早く引き換えてこよう……。
株主優待の割引券などが、金券ショップに流れてくるのもこの季節です。
著者プロフィール:雄山スズコ
漫画家兼投資家。政治経済ジャンルに主に生息。投資歴5年。中国株、日本株、各種外貨資産などさまざまな金融商品で痛手を負うが、こりずに挑戦中。著書に『政治萌え!〜国会ゆるゆる観察日記』(司書房)。日本経済新聞紹介サイト「nikkei4946.com」で4コマ&コラム「まんがで見るキーワード」を連載中。公式サイト「桃熊薬局」。著作一覧はこちら。コミックマーケット参加情報:12月31日(木)東1ホール K−01a「桃熊薬局」。
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