先週最も読まれた記事は「『らき☆すた』の聖地、鷲宮神社で初詣をしてきた」。2位は「最も好きなファストフードは?」、3位は「みんな“ごね得”だと気付いているが――派遣村の品格」だった。
正月ということからか「『らき☆すた』の聖地、鷲宮神社で初詣をしてきた」というゆるめの記事がトップとなった。しかし、産経新聞によると、鷲宮神社への2009年の参拝者数は前年比3万人増の45万人ということなので、鷲宮神社の人気が高まっていることは確かなようだ。
ただ、筆者には心残りがあった。年越しの取材では12月31日の夜中に鷲宮に向かい、1月1日の始発電車で帰ったため、昼間の鷲宮の様子を見ることができなかったのだ。そこで、正月の喧騒が終わってどうなっているのかといったことも知るため、1月11日にもう1度行ってみた。
実は年越しの取材では1つ、見落としていたことがあった。神社周辺に「痛車は見当たらなかった」と書いたのだが、それは神社へのクルマの乗り入れが規制されていて、町役場が臨時駐車場となっていたからだったようだ。クルマで訪れたASCII.jpさんの記事を見ると、その臨時駐車場では痛車が何台か止まっていたらしい。筆者の調査不足で申し訳ない。
鷲宮神社に向かうと、クルマの長い列。初詣の喧騒が一段落してからは、神社の駐車場を開放したようなのだが、駐車できる台数が少ない(40〜50台)ことが影響しているようだ。年が明けてから1週間以上経っているのだが、本殿前には参拝者の列が50メートルほどできていた。
参拝客の急増に神社のインフラ整備が追いついていないように思えたのだが、この聖地巡礼ブームがどこまで続くか分からないので、神社側としても判断に悩むところだろう。当日は成人の日だったが、晴れ着姿の人たちは見かけず、家族連れや20〜30代の男性グループが中心だった。
鷲宮町の隣の幸手市にある『らき☆すた』原作者が住んでいた家を2009年3月以来、10カ月ぶりに訪れてみると、まだ一般公開が続いていた。当初は2009年3月から半年間の期間限定で公開する予定だったのだが、公開終了直前の9月になって埼玉新聞の後援が決まり、公開期間を1年延長することになったそうだ。
物販を担当しているおじさんに入場者数を尋ねると、平日は20〜30人、休日は40人ほど、正月は毎日70人くらいが訪れたという。常連と化している人も何人かいるようで、誰でも書き込める「らきすたノート」を読んでみると、ある訪問者が「41週連続55回目」と書きこんでいた。
2009年の大晦日発売ということで、そこら中でポスターを見かけたのが「ツンダレソース」。『らき☆すた』に登場する、柊かがみ・つかさという2人の姉妹を使った2種類のソースなのだが、どちらのソースにも2人のイラストが入っているので、片方のファンでも両方買わないといけないという中々したたかなデザイン。売り切れる店が続出したようで、鷲宮町商工会Webサイトには「大好評につき追加納品いたしました!」と書いてある。
鷲宮町商工会の取り組みで秀逸なのは、ツンダレソースに限らず、こういった商品を通信販売にせず、鷲宮町限定で販売していること。こうすることによって、鷲宮町を基点として盛り上げることに成功しているのだ。
そんな鷲宮町も3月で久喜市に吸収合併されることになる。こうした雰囲気がそれ以降も続くのかどうか、興味深いところだ。
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