今年の猛暑はすさまじいですね。夏が暑ければ暑いほど、冬が寒ければ寒いほど、経済効果も大きくなるそうです。というわけで、いつもの夏よりもシーズンストックに注目してしまうのも仕方ないと言えましょう。
しかし株価の行方は先読みしておきたいもの。今から夏のシーズンストックを買うなんて悔しいじゃないですか! というわけで、厳しい冬に備えて、売れそうな銘柄をセレクト……しようと思ったのですが、冬のシーズンストックってどういう銘柄なんでしょう?
そういえば、この猛暑で冷えたドリンクやアイスなどの「冷たいもの疲れ」した人々のために、おでんが意外に売れているそうです。強すぎる冷房に苦しむOLが腹巻を買ってもいるようなので、「もしかすると、いつの日かシーズンストックは消滅してしまうのでは……」なんてことも考えてしまいます。
冬にも売れる商品を持つ飲料会社などは、いつ株を買うべきか悩ましいです。
著者プロフィール:雄山スズコ
漫画家兼投資家。政治経済ジャンルに主に生息。投資歴5年。中国株、日本株、各種外貨資産などさまざまな金融商品で痛手を負うが、こりずに挑戦中。著書に『政治萌え!〜国会ゆるゆる観察日記』(司書房)。日本経済新聞紹介サイト「nikkei4946.com」で4コマ&コラム「まんがで見るキーワード」を連載中。公式サイト「桃熊薬局」。著作一覧はこちら。
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