子どものころから携帯電話やインターネットを使ってコミュニケーションしてきた20代。30代以上と比べて、他人との付き合い方に違いはあるのだろうか。
NTTアドの調査によると、「携帯電話アドレス帳に登録している知り合いの人数」を尋ねたところ、20代は平均74.8人と、30代以上の51.6人を20人以上上回っていることが分かった。また、「普段よく会う知り合いの人数」は20代が12.2人で30代以上が7.9人、「普段よくメールや電話をする知り合いの人数」は20代が9.1人で30代以上が8.0人だった。
NTTアドでは「いずれのカテゴリーでも20代の知り合いの人数が上回っており、コミュニケーションツールに関わらず、20代の人脈の広さがうかがえる」とコメントしている。
交友関係についての質問をいくつかすると、20代、30代以上ともに「人と話をしていると、勉強になることが多い」「その場の雰囲気を壊さないようにしている」と答えた割合が高かった。また、20代では「相手の学歴や勤務先といった肩書きはあまり気にしない」「新しい人と出会うことは楽しい」、30代以上では「自分の価値観を押し付けないようにしている」「相手の負担になるようなことはしないようにしている」と答えた割合が高かった。
20代と30代以上で傾向が異なった項目を見ると、「状況や相手に応じて、キャラクターを使い分けるようにしている」の割合は30代以上(14.7%)より20代(25.7%)の方が10ポイント以上高く、「メールやハガキ、手紙などをもらったら、早く返信するようにしている」は20代(31.3%)より30代以上(43.0%)の方が10ポイント以上高くなっていた。
インターネットによる調査で、対象は首都圏在住の20代男女300人と30〜50代男女300人。調査期間は8月5日から7日。
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