ちなみに伊藤さんは、1日にどのくらいのおにぎりを食べるのだろうか。「新商品を開発していた2002年ころは、毎日数十個食べていましたね。最高で50個くらいかな? おにぎりは“別腹”なんですよ」と言って笑う。
プロジェクトチームの仲間とは「あそこの店の○○、おいしかったですよ」といった情報交換を頻繁に行うという。それはおにぎりに限らず、食べ物であればなんでもアリといった感じ。「『おいしい店があるんですよ』と言われると、悔しい。なので教えてもらった店に何度も足を運んで、『実はオレの方がよく知っているぞ』と自慢することもある」とか。
そんな彼らは、今後、どんなおにぎりを生み出すのだろうか。「コンビニでヒットする新商品は1000のうち3つほど」(業界関係者)と言われている。新商品をヒットさせるのは難しいかもしれないが、それでも「おいしいおにぎり」を期待する消費者は少なくないだろう。
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