「えっ。そんな商品も!?」、2010年にヒットしたものを振り返ってみる誠 Weekly Access Top10(2010年12月4日〜12月10日)

» 2010年12月15日 08時00分 公開
[堀内彰宏,Business Media 誠]

 先週最も読まれた記事は「冬のボーナスはいくら? 主要30社を公開」。2位は「家賃531万円のマンションって、どんな間取り?」、3位は「20代の若者が、“心のキレイ”な人を食い物にしている」だった。

今年ヒットしたものは?

 2010年もあと2週間ほどを残すだけとなり、さまざまな媒体が識者や読者投票、実売数などをもとにしたこの1年のヒット商品ランキングを発表している。2010年に流行ったのはどんなものなのか。忘年会の話題についていくためにも、それぞれのランキングのトップをチェックしてみよう。

 桃屋が2009年8月に発売した『辛そうで辛くない少し辛いラー油』に代表される「食べるラー油」をヒット商品としたのが日経トレンディとAll About。食べるラー油に便乗した商品も多く発売されたようで、中でもモスバーガーがテレビ番組とタイアップした『テリー伊藤のざくざくラー油バーガー』は200万食以上が売れたとか。

 ネット通販の雄、楽天市場の実売をもとにしたランキングでは頭皮ケアシャンプーがトップ。同シリーズでは2位にコンディショナー、7位に育毛トニックもランクインしている。店員と顔を合わせなくてもいいネット通販では、コンプレックス系の商品が売れやすいとも言われるのだが、その通りの結果となっているようだ。

 電子書籍が注目された1年でもあったが、紙の書籍もまだまだ元気。新書+ムック部門、文庫部門、コミック部門、いずれの1位もミリオンセラーを記録。特にコミック部門は17位までがミリオンセラー作品となっている。

 映画では人気シリーズの『トイ・ストーリー3』やジブリ作品の『借りぐらしのアリエッティ』も話題となったが、最も興行収入が多かったのは3D映画の『アリス・イン・ワンダーランド』。3D自体が今年の流行語ともなっていたので、この順位は納得というところかもしれない。

 シングルランキングはAKB48と嵐がランキングを席巻、トップ10にはこの2グループの作品しか入らなかった。一方、カラオケではJOYSOUNDの『残酷な天使のテーゼ』、UGAの『Butterfly』ともに2009年以前に発表された曲がトップとなっている。

 ちなみに、Business Media 誠でも「誠トレンド格付け」として、今年流行ったものについての読者投票を受付中。締め切りは本日(12月15日)23時59分まで。あなたの清き1票を入れていただければありがたいです!

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