国内線専用ジャンボジェット、ラストフライトは札幌−沖縄線

» 2011年01月05日 17時43分 公開
[岡田大助,Business Media 誠]

 JALツアーズは、JALのジャンボジェット退役ツアー「惜別ジャンボ国内線専用機-400D退役フライト2日間」を発売する。出発日は2月19日、募集定員は510人だ。基本旅行代金は5万9800円。受け付けは電話のみ、1月6日午前10時30分〜10日午後6時まで。

747747 (出典:JALツアーズ)

 ジャンボジェットの愛称で親しまれたボーイング747の中でも、400型は航空機関士を不要にした“ハイテクジャンボ”として脚光を浴びた形式。しかも、-400Dは国内線専用の機体で500人以上の乗客を乗せて飛ぶジャンボの中のジャンボだった(国際線で使われた機体の乗客数は303〜449人)。

 ツアーで使われる機体は、1991年に就航した機体番号「JA8084」で、一気に退役が始まった747-400D最後の1機だ。まず、羽田空港から新千歳空港へ飛び、かつて国内最長路線として人気があった「札幌−沖縄」線をリバイバル飛行する。宿泊地の沖縄では、運航系・客室系乗務員を交えた夕食懇親パーティを楽しみ、翌日、羽田へ向けてラストフライトだ。

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