トヨタ自動車は1月12日、レクサスブランドからハイブリッドコンパクトカー「CT200h」を発売した。5ドアハッチバックで、価格は355万〜430万円。
ハイブリッドシステムはプリウスと同じ、1.8リットル直列4気筒DOHCアトキンソンサイクルエンジンと「レクサス・ハイブリッドドライブ」技術の組み合わせ。エンジンの最高出力は73キロワット(99馬力)/5200rpm、最大トルクは142ニュートンメートル/4000rpm、モーターの最高出力は60キロワット(82馬力)、最大トルクは207ニュートンメートル、システム全体の最高出力は100キロワット(136馬力)というスペックも変わらない。
燃費はガソリン1リットル当たり30.4キロ(JC08モード)だ。上位グレードにversion L、version Cのほか、スポーツバージョンのF SPORTを用意。これらの燃費は26.6キロ(JC08モード)になる。
グレード | 価格 |
---|---|
CT200h | 355万円 |
CT200h version C | 375万円 |
CT200h F SPORT | 405万円 |
CT200h version L | 430万円 |
ボディサイズは、4320×1765×1450ミリ(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2600ミリと、プリウスよりひと回り小さくなるほか(プリウスは4460×1745×1490ミリ、ホイールベースは2700ミリ)、リアウインドウが立ったハッチバックスタイルにより後方視界は広くなる。
BMW 1シリーズやAudi A1、アルファロメオ アルファ147などと競合する、いわゆるプレミアムコンパクトカーの位置付け。高剛性化を図ったボディに新開発のサスペンションやヤマハが開発した制振ダンパー「パフォーマンスダンパー」を装備するほか、エンジン音やロードノイズを徹底的に低減したという。
インテリアでは、視認系(ディスプレイゾーン)と操作系(オペレーションゾーン)を分離した機能レイアウトを取り入れ、水平を意識したインストルメントパネル構成とした。また、前席足元スペースの拡大や後席足元のフラット化を行ったほか、標準装備のオーディオスピーカーに竹炭樹脂振動板を採用し、歪みの少ない音を再生する。
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