家庭用健康機器大手のタニタは、飲食チェーンのきちりと業務提携し、レストラン事業を展開すると発表した。第1号店「丸の内タニタ食堂」を、2012年1月に東京・丸の内の国際ビルヂング地下1階にオープンする。営業時間は11時〜15時。
タニタは体脂肪計シェアナンバー1のメーカーであり、社員食堂で実際に提供していた低カロリーな日替わり定食(メイン、副菜2品、汁物、ごはんで500キロカロリー)のレシピ31日分をまとめた書籍『体脂肪計タニタの社員食堂〜500kcalのまんぷく定食〜』は大ヒット。ベストセラーとなった。
きちりは関西圏を中心に、「KICHIRI」「いしがまやハンバーグ」など61店舗を運営する外食チェーン。KICHIRIは20〜30代女性をメインターゲットにした和食カジュアルダイニング。丸の内タニタ食堂のプランニング、店舗デザイン、設計施工、食材調達などはきちりが担当する。
丸の内タニタ食堂では、タニタ食堂で提供している日替わり定食(800円)と、タニタ食堂独自の週替わりスペシャル定食(900円)の2メニューを提供する。食事の提供に加え、店内には業務用のマルチ周波数体組成計「MC-980A」を設置したカウンセリングルームを設け、管理栄養士など専門家が常駐して、随時相談が受けられるようにするという。
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