二、自然治癒を妨げているものを除くこと
これは、銃弾や棘のような異物が内部に深く入り込んだり、大きな膿の塊があって、なかなか破れない場合などです。こんな場合、自然治癒力を充分に発揮させるためには、異物の除去や、切開して排膿するという作業が必要ということです。
三、自然治癒力が衰えている時は、それを賦活すること
栄養不良状態で結核を発病した場合など、いくら高価な抗結核薬を使ってもよくなりません。自然治癒力が発動するためには、まず栄養状態の改善が必要ということです。
四、自然治癒力が過剰である時には、それを適度に弱めること
アレルギー反応など、生体の治癒力が過剰に働く場合には、その力を少し抑えた方がいいという意味です。
(続く)
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